東京アカデミー鹿児島校
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みなさんこんにちは、チューターのTです。昨日は鹿児島県庁の1次試験受験された皆様大変お疲れ様でした。今後も大学法人職員採用試験や鹿児島市役所等受験される方も多いと思います。そこで、今回は教養試験における時間配分についてお話ししたいと思います。(^^)/公務員試験の一次試験を受けるうえで、どうしても意識してしまうことが時間配分です。特に教養試験では,文章理解や判断・数的等の分野で一問にかける時間が長くなってしまいます。私も昨年模試を受けていくなかで、この問題に直面しとても苦労しました。受講生の皆さんの中にも、これまで受験してきた模試や、これから受験する模試等で時間が足りずになかなか点数がとれないと思い悩むこと方もいらっしゃるかと思います。そのような方向けに、私が時間配分どのように向き合ったのか参考にしていただければ幸いです。
私は二つのことを意識しました。一つ目は、すべての問題を解こうとしないことです。この心がけは、全員にあてはまるものではないのかもしれませんが、私のように一つの問題にある程度時間をかけたい人間にはこのやり方が適していると思いました。公務員試験は各試験ごとに、目安となるボーダーラインが設定されています。そのラインを超えるためには、不確実に多くの問題を解くことよりも、確実に解ける問題を試験の中でいかに増やすかが重要であるというのが私の考えです。私の場合は,苦手な空間把握や自然科学、時間がかかる資料解釈の問題は後回しにして、時間が余ったら解くようにしていました。(実際に余ったことはほとんどありませんでした。)どの分野を後回しにするかは人それぞれですし、まだ今は習った箇所を復習するだけで精いっぱいだと思います。今後自分の中で得意な分野と苦手な分野が明確になれば、苦手な方を完全に後回しにして解く方法も有効になるのではないでしょうか。!(^^)!
二つ目は,本番を想定して日々問題を解くことです。もう少し具体的に言うと,本番での時間配分を意識するということです。そのためには,試験中どの分野にどれくらい時間をかけるかという目安を設定する必要があります。私の目安は以下の通りです。
試験時間:2時間20分(想定)
・文章理解 約40分
・判断推理,数的推理 約1時間
・資料解釈,空間把握 約20分
・一般知識分野 約20分
当然時間配分は人それぞれだと思います。また,一つ目のところでもお話ししたように、上記はある程度後回しにする問題を考えながらの時間配分になっています。そして、私は比較的得意な文章理解と判断・数的でなるべく点数がとれるよう、設定した時間内でそれらの問題を早く解く練習をしていきました。私は東アカの出たDATA問(過去問題集)の実践編を活用して、判断・数的の問題を1時間という時間を設定し、出題パターンを念頭に置きながら解くことと、文章理解の問題を40分で解くことを、1日ごとに実践していきました。この勉強をくり返していくことで、試験での時間配分に体を慣らしていきました。もし来年度受験される方で現在公務員試験の勉強を始められている方は、私が大学3年生の11月頃の段階は、まだ知識をつけて、解き方を身に付けているところですので、その頃の時期はまずはそちらの方に力を入れるべきです。私もこのやり方を実践したのは2月頃になります。習った解き方で出た問の基礎編レベルの問題ができるようになれば、ひとつこのやり方を実践してみるのもいいかもしれません。
このような点を意識して取り組んだ結果、私は教養試験で安定した点数を取ることができました。決して1,2位を争うような高い得点ではなかったですが、それでも合格に必要なラインはこえていました。教養試験で点数が安定するようになれば、専門試験でどれくらいとればいいという目安が明確になると思います。前にもお話ししたように今回の話は今すぐに役立つ方法というわけではありません。来年度公務員試験を目指される方は本試験が近づいてきた際に参考にしていただければと思います。最後まで読んでいただき,誠にありがとうございます。
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