東京アカデミー北九州教室
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<令和4年度福岡県・福岡市教員採用候補者選考試験に向けて>
みなさんこんにちは。
東京アカデミー北九州校教員科担当です。
暑い日が続き、梅雨はどこにいったのか?という天気ですが、試験前のこの時期、体調管理に注意したいところです。
さて今回は、前回の面接試験対策(自己PR編)に引き続き、教育課題編の対策です。
教育課題につながる内容は、主に次のような質問があります。
〇主体的・対話的で深い学びとは何か(授業に対する考え)
〇学校で発生する課題(いじめ、保護者の様々な要望など)への対応
〇教育時事問題(教育施策・人権教育)
〇保護者対応
これらの質問では、教育的知識や向上心・人権感覚・社会性などの部分が見られており、4月から教壇に立つ教師として、実際の学校現場で活躍する姿を面接官にイメージさせる必要があります。
具体的な例でいうと、
「学校で発生する課題(いじめ、不登校、保護者の様々な要望など)への対応」に関する質問として、
・不登校の子どもにどのような対応をするのか
・「塾が忙しいから学校の宿題を減らしてほしい」という保護者への対応をどうするか。
という質問があります。
不登校対応では、
生徒指導提要、不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)、福岡県・福岡市の教育施策 などを意見構築の前提とし、
保護者対応では、
家庭学習の重要性として、宿題の量、質、発達段階、授業との関連性、全国学力・学習状況調査結果分析、家庭への対応など、様々な視点を踏まえておく必要があります。
それらを理解した上で、「自分の意見」を確立し、述べられるようにすることが必要です。
自分で構想メモを書いたり、他の人と意見を交換しながら、グループで内容について話したりすることを通して練習を積み上げていくという準備を本試験までに進めておくことをおすすめします。
この分野の面接対策は、1次試験の学習指導要領や不登校・いじめに関する内容・人権教育やその他、文科省から出されている通知・文書の学習にもつながる共通した部分なので、残りのラストスパートをかけながら、効率的に学習していきましょう!