大阪府・豊能地区・大阪市・堺市、奈良県、和歌山県の令和4年度教員採用試験について

みなさん、こんにちは。

東京アカデミー難波校の吉田です。

 

今回は、大阪府・豊能地区・大阪市・堺市、奈良県、和歌山県の教員採用試験の出題内容を簡単に紹介していきます。

 

大阪府・豊能地区・大阪市・堺市

・出題範囲は教職教養、思考力判断力を測る問題

・思考力判断力は文章理解（英語、国語）の出題数が減り、各2問ずつ

数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈は例年より少し難しくなっています。

受験された方の中には、初めて見た問題！というものもあったのではないでしょうか？

教職教養では、今年の東京アカデミー自治体別模試（大阪府・豊能地区・大阪市・堺市）の服務規程がドンピシャで出題されていました！！

 

奈良県

・出題範囲は教職教養のみ

・人権教育、道徳教育は、過去2年同じ答申・通知から出題

・教育原理は、最新教育時事が複数出題

　⒈令和3年1月26日中央教育審議会

　　「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して～全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、共同的な学びの実現～（答申）」

　⒉令和3年2月19日文部科学省

　　「感染症や災害等の非常時にやむを得ず学校に登校できない児童生徒に対する学習指導について（通知）」

試験レベルは昨年同様といったところですが、その分専門試験が難化傾向にあります。

奈良県の問題は、正誤の組み合わせを問う問題が多いため、細かな知識が必要になります。

 

和歌山県

・出題範囲は教職教養、一般教養。

・教育原理は、最新教育時事や会議資料が出題されていました。

　⒈令和3年3月文部科学省初等中等教育局児童生徒課長

　　「児童生徒の自殺予防について」

　⒉令和3年2月15日「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」の資料

　　「コロナ禍における児童生徒の自殺等に関する現状について」

教職教養は、教育原理、教育法規、教育心理、教育史が満遍なく出題されていました。

来年受験される方は、今回の内容をご参考いただければと思います。

 

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