東京アカデミー札幌校
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こんにちは。札幌校担当高橋です。
先週からスタートした管理栄養士「科目別攻略シリーズ」からはや一週間。
第2回目は「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」です。
出題数…26問/200問
※第35回平均点(得点率)…17.5点(67.3%)
※上記、第35回平均点は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の平均点ではございません。
~傾向と対策~
難しい科目として捉えている方は多いと思いますが、ここ数年は基本的事項からの出題が大半であり、易化傾向にあります。過去問題からの焼き直しともいえる似たような問題や同一の選択肢が出題される頻度も増加しています。とはいえ、他の科目に比べると内容自体は難しく、範囲が広いため相当の学習量が必要となります。やはり早期からの対策は不可欠と言えます。また、各疾患の栄養療法・薬物療法を理解する上での基礎となる科目でもあるため、科目の学習順としても早めに取り組む必要があります。
しっかり学習していただきたい分野は
三大栄養素の代謝、核酸、酵素、臨床検査、代謝疾患、消化器系、循環器系、腎・尿路系、内分泌系、呼吸器系、免疫系となります。
基本が身についたところで、数多くの過去問を解き、実践力を養いましょう。「基礎栄養学」「応用栄養学」「臨床栄養学」と合わせた横断的な学習も重要です。
ADVICE 過去問題の重要性は前回のアドバイスと同様です。繰り返しますが、何が出たかだけではなく、それがどのように問われいてるのかをチェックすることです。
可能であればこの科目の基礎は夏が終わるまでには一旦終わらせておきたい所です。
次回(7/14)は「食べ物と健康」です!