東京アカデミー池袋校
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おはようございます。公務員試験対策の予備校、東京アカデミー池袋校の福田です。
特別区経験者採用の1次試験まで、あと2か月!出願締切は、7月15日(木)です!
今日のブログは『1次教養試験 追い込み学習アドバイス』としましたが、これから勉強を始めるという方も多いかもしれませんね。それでも間に合います。
なお、3級職(児童福祉・児童指導・児童心理)では、教養試験は実施されません。
念のために、教養試験の構成を試験・選考案内で確認すると、以下の通りですね。
【1 級職】
一般教養についての五肢択一式(45 題中 35 題解答)
①知能分野(24 題必須解答)
文章理解(英文を含む)、判断推理、数的処理、資料解釈及び空間把握
②知識分野(6 題必須解答)
社会事情
③知識分野(15 題中 5 題選択解答)
人文科学、社会科学及び自然科学
【2 級職(主任)】
一般教養についての五肢択一式(44 題中 35 題解答)
①知能分野(26 題必須解答)
文章理解(英文を含む)、判断推理、数的処理、資料解釈及び空間把握
②知識分野(6 題必須解答)
社会事情
③知識分野(12 題中 3 題選択解答)
人文科学、社会科学及び自然科学
2級職で文章理解が2題多く出題される他は、同じ問題です(2級職の知識分野は、1級職の知識分野から3題削除)。
そして、試験・選考案内には、
◆教養試験を実施する試験・選考区分においては、教養試験の成績が一定点に達しない場合、職務経験論文及び課題式論文は採点の対象となりません。
◆第 1 次試験・選考の合格者は、論文の総合成績により決定します。
と明記されています。
すなわち、第1次試験の教養試験は足切りにしか使われませんので、高得点は必要ありません。この「一定点」は公表されていませんし、年度によって変動する可能性もありますが、およそ4割程度、35点中14~16点と推測されます。5割にあたる17~18点を獲得できれば安心でしょう。
高卒程度公務員試験レベルの出題ですので、大卒程度の教材は必要ありません(必要と書いてあるサイトもありますが)。
4~5割の点数を効率的に獲得できるようになるには、まず35題中約70%を占める知能分野、特に判断推理、数的処理(数的推理)の対策に時間を割くことです。次に、空間把握、資料解釈(図表の読み取り)ですね。ちなみに、判断推理、数的処理(数的推理)、空間把握、資料解釈で16題です。
判断推理は「試合」「暗号」「論理」、数的処理(数的推理)は「図形の計量」「割合」「整数」、空間把握は「平面図形」「軌跡」「展開図」を中心に解法パターンを知り、類題をできるだけ数多く解いて、機械的に解けるようにしてください。
1級職では8題(現代文4・英文4)、2級職では10題(現代文6・英文4)と比較的出題数の多い文章理解は、主旨把握・大意把握が中心で、現代文を毎日1~2題程度で解くだけでも良いでしょう。英語が苦手な方は、文法、構文、読解を本格的に学習するには時間がかかり過ぎますので、英文は思い切ってパスするか、選択肢と文章中の分かる単語だけで推理して解く練習を毎日1題だけやっていきましょう。
社会科学(政治・経済・社会)は、人文科学・自然科学より学習すべき分量が少なく、学習するだけ確実に得点になりますし、6題必須解答の「社会事情(=時事)」とも関連性が深いので、やっておきたいですね。
時事以外の教材は、例えば当社オリジナルの高卒程度公務員試験対策の参考書「オープンセサミ」がオススメです。
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最後に、その「社会事情」は、かなり新しい時事が幅広く出題されますので、市販の公務員試験対策用の時事テキストではやや不足です(4~6月実施の大卒程度公務員試験にタイミングを合わせて、2月前後に出版されるため)。少なくとも昨年11月~今年4月の重要なニュースを、時事のまとめサイト等で振り返っておきましょう。
当社では平日昼間が中心ですが、時事を含めた高卒程度公務員教養試験の総合的な対策ができる夏期講習も実施いたします。関東地区の夏期講習は総仕上げの問題演習講座となりますので、ご注意ください。全国にはオンライン受講も可能で、基礎も学べる夏期講習を開講する校舎もございます(旭川校・秋田校・静岡校・金沢校・鹿児島校)。
夏期講習 | 公務員試験対策講座(高卒程度) | 東京アカデミー
それでは、次回、
8/8(日)「特別区 経験者採用 1次課題式論文 & 職務経験論文 直前アドバイス」
で、またお会いしましょう。
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