東京アカデミー札幌校
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こんにちは。札幌校担当高橋です。
管理栄養士「科目別攻略シリーズ」第3回目は「食べ物と健康」です。
今回のブログから、出題基準より<出題のねらい>を掲載し、よりパワーアップした内容にバージョンアップいたします!
出題数…25問/200問
※第35回平均点(得点率)…16.1点(64.4%)
※上記、第35回平均点は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の平均点ではございません。
<出題のねらい>・・・出題基準(ガイドライン)より抜粋
〇食品の分類、成分及び物性を理解し、人体や健康への影響に関する知識を問う。
〇食品素材の成り立ちについての理解や、食品の生産から加工、流通、貯蔵、調理を経て人に摂取されるまでの過程における安全性の確保、栄養や嗜好性の変化についての理解を問う。
〇食べ物の特性を踏まえた食事設計及び調理の役割の理解を問う。
~傾向と対策~
食品学・食品加工学・調理学・食品衛生学から、満遍なく基本的な知識を問う問題が出題されています。頻出事項の理解はもちろん、日頃から食の安全や健康に関する話題に広く関心をもつことが肝心です。食品の規格基準や表示、食品の機能性・安全性を中心に法律や制度の最新情報のチェックは日頃からのチェックを!近年、特別用途食品やアレルギー表示の対象となるアレルゲンの追加が行われていますので確認しておきましょう。
また、管理栄養士業務を行う上で必要不可欠である「日本食品標準成分表」が5 年ぶりに改訂され、2020 年版(八訂)として公表されています。エネルギー計算方法の変更など、改訂内容を整理しておきましょう。
ADVICE 日頃から社会にアンテナを張っておく(関心を持つ)ことも重要です。皆さんの日常を通して、知る、覚えておく、(可能であれば調べる)といった習慣が身についていけば、自ずと国家試験対策に繋がっていくものです。教科書を開いて机に座っている時だけが国家試験対策ではないのです。
次回(7/21)は「基礎栄養学」です!