東京アカデミー難波教室
ブログ
こんにちは。
東京アカデミー難波校の吉田です。
6月から、厚生労働省、医道審議会保健師助産師看護師分科会(令和3年3月31日)から出された「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会 報告書①」を読んでわかったことを掲載しています。6月17日、6月21日、6月28日、7月5日に続き、今回で5回目のブログ掲載です。
今回は、出題形式についてわかったことを掲載します。
その根拠は、報告書(①)、3~4ページ目、「6)出題形式について」に明記されています。 報告書(①)の抜粋(3ページ目下から3行目~最終行、4ページ目上から1行目~4行目)をご確認ください。
~以下、抜粋です~
現行の保健師助産師看護師国家試験においては、4肢Aタイプ 、5肢Aタイプ及び 5肢X2タイプの出題形式が用いられている。近年の保健師助産師看護師国家試験における出題形式別の出題割合や正解率等に大きな偏りはなく妥当である。引き続き、出題の意図や出題内容などに適した肢数や形式で出題することが望ましい。
非選択式の計算問題は、近年、状況設定問題においても出題され、計算問題の正解率及び識別指数からみても妥当な出題となっている。引き続き、出題の意図を明確にした上で、非選択式の計算問題を出題することが望ましい。
※Aタイプとは、複数の選択肢から1つの正解肢を選ぶ出題形式のことです。
※X2タイプとは、複数の選択肢から2つの正解肢を選ぶ出題形式のことです。
下線部分、「引き続き~略~望ましい。」という文面から、計算問題(非選択式)や、5肢2択(5肢X2タイプ)の問題は出題されます。
言うまでもなく、5肢2択式問題は、「正解率等に大きな偏りはなく」と書かれているものの、4肢1択式問題より、正答率が低いので、しっかりとした準備が必要です。
東京アカデミー難波校では、夏期集中講座を受付中です。詳細は、東京アカデミー難波校ホームページでご確認ください。
東京アカデミー難波校ホームページ ⇒ コチラ