東京アカデミー東京校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミー東京校の公務員担当です。
梅雨が明けましたネ!これから暑い日が続いていくと思います。
2021年受験の方は、面接など、いまが勝負!
来年の合格を目指す方は、余裕があれば基本的な数学の知識を見直しておくのも良いと思います。
なので、今日は、この1問!横浜市の社会人経験者枠(高卒程度の問題なので基本的な問題ですネ)の過去問題から。
問)あるクラスの生徒に、国語、算数、理科、社会が好きかどうかを尋ねたところ、次のことがわかった。このとき、論理的に正しいと言えるのはどれか。
・国語が好きな子どもは、理科が好きである。
・算数が好きでない子どもは、国語が好きである。
・社会が好きな子どもは、理科が好きではない。
1.算数が好きな子どもは、理科が好きである。
2.理科が好きな子どもは、国語が好きである。
3.社会が好きな子どもは、算数が好きである。
4.算数が好きな子どもは、国語が好きではない。
5.社会が好きではない子どもは、国語が好きである。
正答 3
対偶を使って解いていく基本的な問題です。
ある命題「p⇒q」と、その対偶「qでない⇒pでない」(記号で書けないので、こう表しておきます)の真偽は一致します。
これは、数学Aで学びますネ。
まず、それぞれの条件から分かることを。
国語好き⇒理科好き(条件①)
∴理科が好きでない⇒国語好きでない(ア)
算数好きでない⇒国語好き(条件②)
∴国語好きでない⇒算数好き(イ)
社会好き⇒理科好きでない(条件③)
∴理科好き⇒社会好きでない(ウ)
③⇒ア⇒イでつなげていくと・・・
社会が好き⇒理科好きでない⇒国語好きでない⇒算数好き
最初と最後をダイレクトに・・・
∴ 社会が好き⇒算数好き となります。
したがって、肢3が正解です。
今年の合格を目指す人には、基本的な問題でした。
来年の試験に向けてこれから学習を始める方は、高校の数学を思い出したでしょうか・・・。
大卒程度の公務員試験では、この問題より難しい問題が出るとはいえ、やはり基本が大事!
この暑い夏を、熱い気持ちで公務員試験の合格を目指して対策を始めてみませんか?
東京アカデミーでは、このような講座をご用意しております。
もし、よろしければご検討ください!