東京アカデミー旭川校
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こんにちは。東京アカデミーの服部です。
本日は『適性試験』についてお伝えします!
国家一般職や税務職の第1次試験日まで約1ヶ月となりましたが、「適性試験」の対策はどのように進められていますか。
『適性試験』とは、主に事務職の試験で実施される『事務適性試験』のことを指します。
【目的】
国家一般職(高卒事務)や税務職員、地方公務員(事務系)の業務の一つに、文書の記録、集計、照合、分類、整理などがあり、これらの業務を正確に速く行うことができるかという職務的な適性をみるために行う。基準点に達しなければ、教養試験の点数が高くても不合格となってしまう試験です。
【内容】
問題には①計算、②照合、➂置換、④分類、⑤図形把握の5パターンがあり、そのうち3パターンが10題ずつ4回繰り返されるスパイラル形式で出題される。近年は、複数のパターンを組み合わせた問題もみられます。
【国家公務員一般職(高卒者事務)・税務職員の場合】
出題数:120問、3パターン各10題×4、時間:15分
※近年、図形把握は出題されていません。
※ただし、9月3週目の市町村職員、例えば上川管内町村会等の適性試験(事務適性)
では、100問、10分となります。図形把握も出題される可能性がありますので、
注意してください。
【評価】
適性試験は、正答数がそのまま得点とはならずに、誤答数も採点される減点法がとられ、得点は正答数から誤答数を引いたものになる。また、途中とばして解答すると、その分も誤答扱いとなってしまう。(得点=正答数-誤答数)
(例)100題解答して、正答数90題の場合、90-10=80で、得点は80点となる。
ちなみに、平均点をご紹介すると、
★国家公務員一般職(高卒)
2020年44.077点(再実施分除く) 2019年82.642点
★税務職員 2020年45.540点(再実施分除く) 2019年84.917点
でした。
上記のように、年度により難易度・平均点が異なりますので、注意が必要です。
点数が思うように伸びない方の特徴として、誤答を恐れて慎重に解きすぎている場合が多いです。
特に、2019年度のように平均点が高い場合、解答が少ないと(例えば70問解答し全問正答でも、平均を大きく下回る)、厳しい結果となりますので、得点が伸びない方は、練習では、
・スピード重視で解く
・誤答が多い問題(分野)や順番(前半・中盤・後半)の傾向を分析する
・分析した結果を次に活かす
以上をお勧めします。
よろしくお願いいたします。