東京アカデミー横浜校
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こんにちは
東京アカデミー横浜校の安西です。
第36回管理栄養士国家試験を目指す方へ、過去問を一部紹介します!
学習の参考になれば幸いです!
①人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
傾向と対策
ここ数年は基本的事項からの出題が大半を占めており,易化傾向にあります。
また,過去問と類似あるいは同一の選択肢が出題される頻度も増加しています。
他の科目に比べ,内容が難解で広範に渡ることに加え,各疾患の栄養療法・薬物療法を理解する上での基礎となる科目であるため,
できるだけ早いうちから学習に取り組み,夏までに基本をしっかり身につけましょう。
基本が身についたところで,数多くの過去問を解き,実践力を養いましょう。
「基礎栄養学」「応用栄養学」「臨床栄養学」と合わせた横断的な学習が効率的です。
それでは本試験にチャレンジ!
NO.30 高血圧に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ レニン分泌の増加は、血圧を上昇させる。
⑵ 副交感神経の興奮は、血圧を上昇させる。
⑶ 孤立性収縮期高血圧は、若年者に多い。
⑷ 仮面高血圧は、診察室血圧が高血圧で、家庭血圧が正常であるものをいう。
⑸ 二次性高血圧は、本態性高血圧よりも患者数が多い。
正答 ⑴
解答のポイント
⑴適当。レニンは腎血流量の減少により,腎臓の傍糸球体細胞から分泌され,レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を介して血圧を上昇させる。
⑵適当でない。副交感神経の興奮は,血圧を低下させる。
⑶適当でない。孤立性収縮期高血圧は,収縮期血圧だけが特に高いもので,動脈硬化の進んだ高齢者に多くみられる。
⑷適当でない。仮面高血圧は,家庭血圧が高血圧で,診察室血圧が正常であるものをいう。
一方,白衣高血圧は,診察室血圧が高血圧で,家庭血圧が正常であるものをいう。
⑸適当でない。血圧が高くなっている原因疾患などが特定できる二次性高血圧は,体質・遺伝・環境・加齢などによって発症する本態性高血圧よりも患者数は少ない。
明日は、②基礎栄養学を紹介します!
管理栄養士国家試験対策講座 | 東京アカデミー横浜校 (tokyo-ac.jp)