東京アカデミー岡山校
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こんにちは、東京アカデミー岡山校です。
さて、公務員試験を受験されるみなさま、書類準備でお困りではありませんか?
名古屋校でも、通学部生の方から出願書類や面接カードの個別添削依頼を受けることが増えてきました。
公務員試験を受ける上で面接試験、ひいては面接カードの準備は避けては通れません!
そこで本日は、個別の添削ほどではないにせよ、読者のみなさまへの助けとなるよう、書類作成の際に気を付けたいポイントをお伝えしたいと思います。
この記事にあることを意識して、みなさんの魅力を最大限にアピールしてください
文章には「伝わりやすい文章」と「伝わりにくい文章」があります。
口述試験、文章記述試験に共通して言えることですが、構成における初めと終わりは話したいことを伝える上で非常に重要です。
原則として、「結論→経緯(理由・ストーリー)→結論」という構成で回答することを心掛けましょう。
初めに結論を挙げることで、後に続く経緯(理由・ストーリー)が読み手にイメージさせやすくなり、その後の結論への説得力が増します!
また、最後に再度結論を挙げることで、読み手の印象に残りやすいという利点もあります
添削をしていると質問内容と回答がかみ合っていないのでは? と感じることがあります。
特に志望動機に多いのが「理由」ではなく「きっかけ」になっているものです。
「親が〇〇市職員だった」のはきっかけではあっても、志望理由としては不十分です
下記の視点は常に持つようにしましょう。
既に書き進められている方は、自分の回答が上記をクリアしているか、自身でチェックするをおススメします。
そして、これから書き始める方は、まずこちらを意識して回答づくりを始めてみてください!
回答づくりにおける文章の構成を踏まえて、一度自分で書類を書いてみると
「構成は抑えても、なんとなく面白みを感じない……」
「どんな内容なら印象に残るのか分からない……」
といった漠然とした不安が生まれることもあるかと思います。
そんな時は書類に「オリジナリティがあるか?」という視点で文章を読んでみてください!
市役所の志望動機を例に挙げてみます。
市役所などの自治体(特に地方)の試験を受験する方は、その市の出身者であることが多いですよね。
そのため、「地元だからです」という結論では、他の受験者と被る可能性が高いです。
続く文章に特徴的な経緯があったとしても、入り口がありきたりでは興味を引くことが難しくなります
では「〇〇で毎年行われる〇〇祭が大好きだからです」という結論ではどうでしょうか?
同じ出身地の理由ですが、「地元だからです」という書き出しよりも続きが気になりますよね。
もちろん、ただ「好きです!」と伝えるだけでは志望動機として弱いので、
「どんな催し(魅力)がある」
「(行政面で)どんな影響を与える」
「そこで自分はどんな仕事に携わりたい」
といった「市」と「自分」に対する客観的な分析を経緯に取り入れましょう!
初めに挙げる結論で「おや?」と興味を持ってもらい、経緯で説得力・熱意を確保することで、個性的で埋もれることのない志望動機を作ることができます
同様に「自己PR」「自身の強み・弱み」などに関しても「オリジナリティのある回答か?」という点を意識して書いてみてください!
きっとあなたのキャラクターが表れた、アピールに繋がる出願書類を書くことができますよ
本日は書類作成の際に気を付けたい、構成と内容作りにおけるポイントをご紹介しました。
添削依頼をいただければ、随時添削を行いますので是非、ご活用ください!
それでは。