東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは!
本日は、前回第110回試験の【疾病の成り立ちと回復の促進】についてお話したいと思います 🙂
前回の人体ブログは、👉コチラ をご覧ください。
突然ですが・・・なんと、疾病の成り立ちと回復の促進の正答率が、50.4%だったことは、みなさんご存知でしょうか?
ちなみに、第109 回(正答率:63.4%)より正答率が下がりました。
病理学、薬理学、微生物学の範囲から出題されますが、今年度も例年同様、病理学中心の出題です 😯
病理学では細胞診断に関することは、ほとんど出題されず、疾患の理解、経過、検査、治療に関する問題が多いです👌
では、過去問題を1問ご紹介したいと思います!
No.77 午前・一般
褐色細胞腫でみられるのはどれか。
1 .高血糖
2 .中心性肥満
3 .満月様顔貌
4 .血清カリウム濃度の低下
5 .副腎皮質ホルモンの産生の亢進
👇 👇 👇
正答 1
(理由)
1. 〇 交感神経が優位となり、肝臓からのグリコーゲン分解、脂肪組織の異化作用亢進、インスリン抵抗性の増大などから高血糖になります。そのほか、高血圧、発汗過多、体重減少などがみられます。
2.3 ✖ 中心性肥満や満月様顔貌は、コルチゾルの過剰産生疾患であるクッシング症候群でみられます。
4. ✖ 血清カリウム濃度の低下はアルドステロンの過剰産生疾患である原発性アルドステロン症(コーン症候群)やクッシング症候群でみられます。
5. ✖ カテコールアミンは副腎髄質で産生されます。
夏の間に、人体・疾病の苦手意識は、ぜひ克服しておきましょう👍
次週も過去問題を1問ご紹介したいと思います!
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