東京アカデミー津田沼校
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こんにちは!東京アカデミー大宮校の教員採用試験担当です。
本日は、2次試験対策として「今からでもできる集団討論攻略のポイント」について書かせていただきます。
集団討論(集団討議)は、5~8名の受験者が提示されたテーマに対しディスカッション(ディベートではないので注意!)する試験ですが、新型コロナの影響もあり、討論の練習が(あまり)できなかった…という方も多いのではないでしょうか。
個人面接や場面指導などは、1人でもある程度の対策を講じることはできます。過去何が問われたかの情報を持っていればイメージトレーニングもできます。しかし、集団討論は前述のとおり複数人で行う試験であるため、イメージトレーニングすることも困難でしょう。
集団討論に不安を感じている方は、下記の2つのポイントを意識して本番に臨んでみてください。
ポイント① 教育時事・トレンドについての知識を持つ。
集団討論の多くでは「具体的な取組(どのように取り組むか?など)」について討論することとなります。
(ちなみに、昨年の埼玉県【小/中/養/栄】の集団討論のテーマの1つが「あなたたちは、同じ学校に勤める教員です。あなたたちの勤める学校には、基本的生活習慣が欠けた子供たちが多く、しつけの役割についても学校が担っている状況があります。そのため、子供たちの学びを深められないことが課題となっています。この課題を克服するために、どのような取組を進めていきますか。グループとしての意見をまとめなさい」というものでした。)
今の教育現場で何が行われているのか、これからの教育現場では何が行われるのかを知っていれば、取り組むべきことについて意見を言うことができます。ここで注意していただきたいのは、「知っている」だけではダメで、具体的な取り組み方まで考えていることが大切です。「GIGAスクール構想の実現」に伴う1人1台端末の普及については知っているけど、その端末が指導にどう使えるのかを理解していなければ、討論ではうまく話せないということです。「GIGAスクール」「感染症対策」などのトレンドについてはしっかりチェックしておいてください。
ポイント② 不測の事態に備える。
集団討論では、不測の事態というものが起きることがあります。集団の1人が長々と話している…。討論の途中で意見が出なくなった…。討論のテーマから逸脱して話が進んでいる…。などなど
このような「ピンチ」こそ「チャンス」だと思って、状況の改善に着手しましょう!
意見が出なくなってシ~ンとなったときに、これまで出た意見をまとめるような発言で話の流れをつくるような行為は評価されます。脱線した話をもとのテーマに戻す行為も評価されるのです。
集団討論中は「不測なことが起こる」と想定しておけば、不測ではなくなります。慌てることなく、チャンスが来たと思って冷静に対処しましょう。
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