東京アカデミー横浜校
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こんにちは。東京アカデミー立川校の弓削です。
今年度の東京都教員採用試験は一次試験が終了しました。手応えがあった方、思うようにいかなかった方、さまざまかと思いますが、二次面接試験の対策は少しずつでも進めていきましょう。
一次試験合格が判明してから準備を始めるのでは時間が足らなくなってしまいます。今できることから二次試験対策を行ってください。
さて、本日は東京都の二次試験で実施される個人面接について確認していきます。
東京都の二次面接試験では、集団面接と個人面接が課されます。例年、個人面接は3名の面接官が担当し、面接票、単元指導計画、場面指導について、それぞれの役割の面接官が質問を行います。
面接票に関する質問は、記入済みの面接票を当日持参し、その記入内容に基づいて実施されますので、事前準備がとても重要になります。
面接票は、面接官が質問するための材料となります。①正確に、②的確に端的に、③見やすさの工夫 を意識して記入します。
例えば、西暦と和暦が混在しないように気を付けます。面接票には、生年月日や署名欄が和暦で印字されていると思いますので、職歴など自分で「年」を記入する際は、それに合わせた方がよいでしょう。「記入上の注意」をよく読んで作成してください。
質問項目には的確に、端的に記入します。
例えば、「東京都の教員を志望する理由」を記入するときは、受験生の皆さんが東京都の目指す教育を実現できるということ、またそれが東京都でしかできない教育であること示したいところです。記入欄に対して、文字の大きさにも気を付けましょう。
言いたいことをすべて書こうとすると文字が小さくなるなど読みにくくなりがちです。面接票にはポイントを簡潔に記入することを意識し、本番での追加質問を想定して考えをまとめておくとよいかと思います。
見やすくしようとして、アンダーラインやキーワードを枠で囲むなどあまり装飾をしすぎるとかえって読みづらくなってしまいますので、注意が必要です。
面接票は、面接官が質問を行うための糸口です。受験生の皆さんが、必要な書類を正確に作成できる力が備わっていることをアピールし、本番で聞いてもらいたいことを聞いてもらえる面接になるよう準備をしましょう。
面接票に係る質問では、特に志望動機が重要です。受験生の皆さんの熱い思いを込めましょう。
志望理由とそれに繋がる質問例には、以下のようなものがあります。
・・・・・・
志望理由は受験生一人ひとり違っているはずで、絶対の正解はありません。上手に面接官に伝えましょう。
上手く伝える一例として、教員を志望するに至ったストーリーを整理しておくとよいと思います。
例えば・・・
ストーリーとその中のキーワードを軸に、質問に応じて回答を引き出せるようにしておくと良いのではないでしょうか。
面接試験では「話す」練習も必要です。面接官にとって聞き取りやすい声量であるか、1回の回答量は適切であるか、明るい声色であるかなどは一人では気づきにくいので、周りの方に練習相手になってもらってアドバイスをもらいましょう。
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