東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー津田沼校の教員採用試験対策担当の松尾です。
先日(7月11日)に実施されました、教員採用試験1次試験をご受験いただいた皆様、大変お疲れ様でございました。
みなさま、ド緊張の中での試験だったかと存じます。
さてこれから先は二次試験に向けての準備を進めていきましょう。本日は千葉県・千葉市の二次試験の中でも「個別面接」に特化して、簡単ですがご紹介したいと思います。
過去、東京アカデミーを受講された方より入手しております試験情報を見てみますと以下のような内容がよく聞かれていると存じます。
まず、1や2については、1次試験当日に提出されている「面接カード」に書いている内容が必ず問われます。面接カードは何度も何度も読み返した上で、「志望動機」であれば、千葉県・千葉市の教員として採用された暁にどう自らが関わることができるか、「自己アピール」では、自ら行ってきた成果や内容がどう教員になった際に生かすことができるかをまさに“アピール”できるかを想定してみてください。
次に、3や4といったテーマについてですが、このテーマは毎年のように千葉県・千葉市の採用試験で聞かれているテーマでもあります。
特に4は誰が聞かれても嫌な問題ではあるのですが、必ずといっていいほど問われています。「不祥事とは」「不祥事を起こさないためには」といった形で聞かれていることがあります。こうした内容には千葉県教育委員会HPにて閲覧が可能な「不祥事根絶に向けた県教育委員会の取組み」といったページも参考になりますので、一度ご覧になるのもいいでしょう。
また、今年6月4日に公布された「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律について」といったものも最新のトピックスとして挙げられるかと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
しかし、掲載されている資料を読んで、読んだ内容のままを利用するということはただの暗記にしかなりません。面接官はその点を見抜いてくることでしょう。ではどうすればよい回答になるでしょうか。
「不祥事を起こさないためには」といった質問を例に出してみますと、「研修に積極的に参加します」といった回答だけでは内容としては不足します。
不祥事といったネガティブな内容に対しては、次の2つの視点から考えてみることで回答に深みが出てくるかと思います。
1)予防策を考える
ご紹介した資料にも掲載されているかと思いますが、不祥事を起こさないための工夫や考え方から学び、それを自らに置き換えてどう行動すべきかを示すことが求められているかと思います。
2)不祥事を起こしてしまった際の対処策を考える
自らが起こしてしまった時を想定してみるということを考えてみるのも良いかもしれません。速やかに管理職に報告するといった基本的な原則ができるか否かなど、対処策を頭に入れておくことも求められている視点かと思います。
ご参考になりましたでしょうか。以上が千葉県・千葉市の二次試験「個別面接」で問われる内容のご紹介でした。