東京アカデミー名古屋校
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こんにちは、東京アカデミー名古屋校です 😎
友人との食事の際、お肉を食べていたら、話しながら寝てしまったことがあります。
今でもよく笑い話にされますが、まさに血糖値スパイクが起きていて命に関わっていたかもしれないのでゾッとします。
2025年1月より、愛知県一般選考対策コース(内容:教職・一般教養、小論文、面接他)がスタートします!
詳細はこちら「【2025年夏受験】教員採用試験対策 愛知県・名古屋市一般選考コース」
今年の夏に行いました愛知県教員採用試験解答速報会を基に分析いたします。
参加者は昨年の1270名を大きく超える1774名でした。
ご参加いただき、ありがとうございました。
2022年 | 69.5 |
2023年 | 68.7 |
2024年 | 68.6 |
昨年より少しだけ低い平均点となりましたが、ほぼ横ばいといった印象です。
教養試験は平均点から見ても、得点率7割以上、
志望者の多い科目(保健体育、社会等)を受験された方は7~8割が望ましいです。
合否は論作文や専門科目を加味して決定されます。
解答速報会の結果からの分析ですので、参考程度にしていただけますと幸いです。
教職教養14問、一般教養16問、計30問で昨年と同様でした。
問1で「愛知県教員育成指標」の出題があり、
「愛知が求める教師像」が出て安心した方も多いのではないでしょうか。正答率も9割を超えていました。
1番正答率が低かった問題は問30で15.5%でした。
昨年は正答率20%を下回る問題はなかったので、回答に困った方も多いかと思います。
後ほどご紹介いたします。
問題数 | 配点 | 平均点 | 平均得点率 | |
教職教養 | 14 | 52 | 39.5 | 76.0% |
一般教養 | 16 | 48 | 29.1 | 60.6% |
総合 | 30 | 100 | 68.6 | 68.6% |
正しい文章の組み合わせを選ぶ問題で、
正解は解答群0(エ、オ)なのですが、解答率が最も高かったのは解答群3(ア、エ)でした。
ア 血糖(血液中のグルコース)濃度が高いとき、【腎臓】は余分な血糖をグリコーゲンとして貯蔵する。血糖が不足すると、グリコーゲンを分解し、血糖濃度を調節する。
血糖濃度を調整に関わる器官は、【×腎臓】ではなく【〇膵臓】です。腎臓は血液のろ過や必要なものを再吸収する働きをもつ器官です。
普段意識せず自身の体内で起こっている現象ですが、いざ文章にすると難しく感じるものです。水溶液はカルピスやだしの希釈で考えるなど、理科は身近な現象から学習を進めると、苦手意識を感じにくいです。
良ければ試してみてください。
国際条約とその説明が正しい組み合わせを選ぶ問題で、
正解は解答群1(ア、イ)なのですが、解答率が最も高かったのは解答群6(イ、エ)でした。
エ 日米修好通商条約
-1854年に強力な軍事力を背景に開国を迫るアメリカと日本が締結した条約で、日本は下田と箱館を開港した。➡日米和親条約の説明のため×
1854年の日米和親条約締結の後、1858年に日米修好通商条約が締結され、この条約によって、箱館、神奈川(のちに横浜)、長崎、新潟、兵庫の全部で5つの港が開港しました。関税自主権のない日本側に不利な不平等条約でした。
人物の説明が正しい文章の組み合わせを選ぶ問題で、
正解は解答群9(ウ、オ)なのですが、正解に次いで解答率が高かったのは解答群5(イ、ウ)でした。
イ 【ケルシェンシュタイナー】は、自ら経営した工場内に「性格形成学院」を開校し、合理主義的経験論に基づいた教育実践を指導した。また、人間形成における環境要因を重視した。
「性格形成学院」を開校したのは【×ケルシェンシュタイナー】ではなく、【〇オウエン】です。
ケルシェンシュタイナーは労作教育論を唱え、ミュウヘンにそのモデル学校を創設しました。
人物名・唱えた学説・著書等、教育史は紐づける情報が多く、例年正答率が低いです。
ただ、知識が定着していればすぐに回答できるため、ライバルと差がつく分野です。
2025年夏受験の方は、一度復習してみましょう。
こういった試験・対策講座について疑問や気になる点等ございましたら、東京アカデミー名古屋校まで、遠慮なくご連絡ください。
教員採用試験に精通した専門スタッフが、一人一人丁寧に疑問・不安の解決策や適当な講座の提案をさせていただきます。
対面はもちろん、オンライン(Zoom)での対応も可能です。お時間あるときにご連絡くださいませ。
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