東京アカデミー松山校
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こんにちは。東京アカデミー看護師国家試験対策担当の多田です。
暑い日が続いています。皆さま、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。
さて、以前ブログで「出題基準の改定」について、お伝えしました。簡単にまとめると、
①看護師国家試験の出題基準が、第112回から変更される。
②第111回が現行の出題基準のラストイヤーとなる。
③第112回から問題の傾向が変わるので、来年の第111回を受験される方は確実に合格をつかみ取りましょう!
ということでした。
※「【看護師国家試験】出題基準改定っていつ?」のブログは、2021年4月2日に投稿していますので、チェックしてみてください。 →コチラ
本日のブログでは、出題基準の改定がこれまでどのように影響してきたか、過去にさかのぼってみようと思います。
各問題の平均得点率は、東京アカデミーの自己採点会に参加いただいた方の貴重なデータをもとにしています。
また、本日の主題でもある「出題基準」は第103回、第107回で改定されています。
(103回~106回が1グループ、107回~111回が新たな1グループとお考え下さい。)
表の中で、赤は得点率・合格率が低かったもの、青は高かったものを示しています。
たとえば、一番左の列の必修問題では、102回と106回の得点率が低く、前回の110回が高かったことになります。
じっくり表をご覧いただくと、ある特徴にお気づきになったのではないでしょうか?
★ポイント①★
出題基準改定の前年(102回、106回)は平均点が低く、出題基準改定初年(103回・107回)の平均点が高く出る傾向が見られる。
★ポイント②★
出題基準改定の前年(102回、106回)の合格率はそれぞれ88%台と非常に低い。また、この10年では、出題基準改定初年である第107回の合格率がもっとも高い。
ここで浮かび上がった傾向を踏まえると…、
ただし、これはあくまでも過去のデータからの推測です。そういう可能性もあるんだな、と心に留めていただいたうえで、きっちりと学習を続けていきましょう!