【教員採用試験】都道府県を受験される方の2次試験対策

こんにちは。東京アカデミー新潟校、教員採用試験担当です。

皆様、2次試験対策は万全ですか？

新潟校のブログでは、6月下旬から定期的に新潟県内の市町村の教育の重点などをご紹介しています。受験する都道府県内の市町村の取組を調べることは、2次試験対策として非常に効果的です。

例えば、新潟県を受験する方の大半は新潟県のHPだけを見て志望動機を考えたり、県の取組を踏まえた具体的実践策を考えたりしていると思いますが、実際に都道府県の小・中・特別支援学校の採用試験に合格された方が実際に勤務するのは（政令市や一部独自試験を実施する市町村を除く）すべての市町村立の学校です。　

「長岡市の中学校で米百俵の精神を受け継ぐ人材を育てたい」

「三条市の小学校で、総合的な学習の時間で水害を風化させないための防災教育に取り組みたい」

「小千谷縮など小千谷市の伝統文化、歴史を後世に伝えることのできる、郷土愛溢れる人材育成がしたい」

これらも立派な「新潟県の志望動機」です。市町村ごとの特長を生かした「やりたいこと」をいくつか準備しておくだけでも、志望動機の幅が各段に広がります。※もちろん、「あなたの希望する市町村で勤務できるとは限りませんよ」という質問に対する回答も準備しておく必要があります。

　また、GIGAスクール構想への取組には、受験する都道府県内の市町村ごとに差があります。いろいろな市町村のHPを見る際には、GIGAスクール構想への取組も一緒に見ておき、市町村の取組を調べて、都道府県の構想とのつながりや、市町村間の取組の平準化のための課題を考えたりしましょう。新潟県内の市町村の取組では、長岡市の「Edu-Diver構想～ICTを活用した長岡独自の教育体制～」は、新潟県版GIGAスクール構想の5～6ページにある遠隔授業や学外での学びにおける利活用の実践策が図示されており非常に分かりやすくて参考になります。また、胎内市では「胎内市授業スタンダード」の推進としてGIGAスクール構想との連動が図られた標準的な1時間の流れが紹介されています。志望動機と同様に、新潟県版GIGAスクール構想をベースに各市町村の取組をプラスアルファできると、より回答の幅が広がります。

都道府県の採用試験を受験している方は、ぜひご自身が受験する都道府県内のいくつかの市町村のHPもご覧になってみてください。漠然とした志望動機しか思いつかないと悩んでいる方も、少しでも前に進めると思います。また、政令市の採用試験を受験している方も、他の市町村の取組をいくつか見ておくことで、よりご自身の受験する政令市の取組に共感し、実践してみたいと思えるようになると思います。

そして、志望動機が固まったら、あとは実践練習あるのみです！関東エリア＋新潟校では、各自治体に特化した2次対策と全自治体対応の2次対策を実施します。詳細はこちらをご覧ください。

一緒に合格を勝ち取りましょう！！