東京アカデミー福岡校
ブログ
みなさん、こんにちは!
本日は、応用栄養学についてお話したいと思います 🙂
学習アドバイスについては、👉 コチラ
前回の、基礎栄養学については、👉コチラ をご覧ください。
No | 出題内容 | 難易度 | No | 出題内容 | 難易度 |
82 | 栄養ケア・マネジメント | ★ | 90 | 新生児期・乳児期の生理的特徴 | ★★ |
83 | 推定エネルギー必要量の計算 | ★★ | 91 | 幼児期・学童期の栄養 | ★★ |
84 | 食事摂取基準の栄養素の指標 | ★ | 92 | 更年期女性の生理的変化 | ★ |
85 | 食事摂取基準の基本的事項 | ★ | 93 | 高齢期の生理的変化(成人期との比較) | ★ |
86 | 食事摂取基準の栄養素の基準設定 | ★ | 94 | 高齢期の生理的特徴(成人期との比較) | ★ |
87 | 小児の食事摂取基準 | ★★ | 95 | 運動 | ★ |
88 | 成長・発達 | ★★ | 96 | ストレス時(抵抗期)の生体反応 | ★ |
89 | 妊娠期・授乳期の生理的変化 | ★★ | 97 | 災害時の栄養管理 | ★ |
★・・・易 ★★・・・普 ★★★・・・難
身体変化と栄養に関する問題が約半分を占めています。例年「日本人の食事摂取基準」からは複数問出題されており、第35 回では、公表されて間もない「日本人の食事摂取基準( 2020 年版)」から、5 問の出題されました。
各ライフステージでの数値等を把握するとともに、策定根拠等の理解も深めておきましょう。また、栄養素指標の表記が略語のみで出題(例えば、推奨量は RDA、目標量は DG とだけ表記)されており、今後もこの傾向が続くと考えられます。
対策として、栄養素指標の理解に加え、略語表記の記憶も必要です。
さらに、「ストレスによる代謝の変動」「特殊環境下での生理的変化」に関する問題も多いです。「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」と関連させておさえておきましょう。
No.85 日本人の食事摂取基準( 2020 年版)の基本的事項に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 糖類のEAR が設定されている。
⑵ EAR の算定の根拠として用いられた数値は、全ての年齢区分で観察されたものである。
⑶ フレイル予防が、策定に考慮されている。
⑷ 高齢者の年齢区分は、70 歳以上とした。
⑸ 短期間の食事の基準を示すものである。
👇 👇 👇
正答(3)
💡解答ポイント💡
⑴適当でない。炭水化物の摂取基準として、炭水化物( % エネルギー)と食物繊維の目標量( DG )が設定されており、糖類は設定されていない。
⑵適当でない。EAR を含む5種類の指標を算定するに当たって用いられた数値は、ある限られた性及び年齢の者において観察されたものである。よって、参照値から外挿を行い、性別及び年齢区分ごとに食事摂取基準を設定している。
⑶適当。2020 年版は、栄養に関連した身体・代謝機能の低下の回避の観点から、健康の保持・増進、生活習慣病の発症予防及び重症化予防に加え、高齢者の低栄養予防やフレイル予防も視野に入れて策定が行われた。
⑷適当でない。高齢者の年齢区分は、2015 年版まで70 歳以上であったが、2020 年版では65 歳以上とされた。
⑸適当でない。食事摂取基準は、習慣的な食事の基準を「1 日当たり」を単位として示している。
毎日個別相談等も実施しております 😎
ぜひ、一度お気軽にお問い合わせください(^o^)丿
詳しくは、👉コチラ をご覧ください。
東京アカデミー福岡校
国試担当:緒方、矢野
TEL:092-716-5533