東京アカデミー松山校
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東京アカデミー松山校の公務員担当です。
愛媛県内の大卒程度公務員試験も、一次試験がほとんど終了しました。
8月になると今度は、市町村の面接試験が始まります。
どんなに筆記試験で高得点を取っても、面接で不合格になってしまうケースがあります。
公務員試験の最難関の壁がこの「面接試験」だと言えます。
人物重視の評価がなされる公務員試験だからこそ、
気を抜かずに用意周到な準備が必要になります。
試験の申込みをするときに志望動機を合わせて提出したと思います。
この時に書いた志望動機が面接試験で聞かれるのです。
何を書いたかもう一度思い出しましょう。
公務員試験の面接は「落とす面接」です。
市役所の取組みをしっかり研究して、なぜ志望動機に書いたことをやりたいのか、
なぜ○○市を受けたのか、論理立てて説明できるように準備しましょう。
最近の面接はコンピテンシー型の面接になっています。
受験生の志望動機や自己PRを聞きながら、「なぜそう考えたのか」
「なぜそのように行動したのか」など、深堀をしていく傾向にあります。
コンピテンシー=行動特性
具体的に過去の体験などのエピソードを語らせることで
公務員として求める能力を持ち合わせているかどうかを判断するのです。
さらに、公務員には説明能力も必要です。
自分の経歴を長く話しても聞いてくれません。取り留めなく考えを話しても聞かれません。
ただ、ちょっとしたコツで聞いてもらえるようになります。
そのコツとは「PREP法」です。
「Point(結論)」→「Reason(理由)」→「Example(実例・具体例)」→「Point(結論)」
この順番で話すだけで、論理的でわかりやすい話し方ができます。
志望動機ならば、
公務員として取り組みたいこと → なぜそれに取組みたいのか → 過去の体験等を交えて説明 → 再度公務員として取り組みたいことを説明
自己PRならば、
長所を伝える → なぜ長所と言えるのか → 過去の経験などを踏まえて説明 → 再度長所を伝える
本当に自分に出来るのかな、ちょっと大変そう、と思ったかもしれません。
少しでも、合格のイメージを持ってもらいたいと思い、
2021年8月21日にはオンラインでOGOG座談会を行います。
どんな人が合格したのかを知ることができる絶好の機会です!