東京アカデミー札幌校
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こんにちは。札幌校担当高橋です。
管理栄養士「科目別攻略シリーズ」第7回目は「臨床栄養学」です。
出題数…26問/200問
※第35回平均点(得点率)…18.1点(69.6%)
※上記、第35回平均点は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の平均点ではございません。
<出題のねらい>・・・出題基準(ガイドライン)より抜粋
〇傷病者や要支援者・要介護者の栄養ケア・マネジメントについての理解を問う
〇疾病の治療・増悪防止や栄養・食事支援を目的として、個別の疾患・病態や栄養状態、心身機能の特徴に応じた適切な栄養管理の方法についての理解を問う。
~傾向と対策~
第35回では、基本的知識を問う出題が大半であったものの、疾患による検査値への影響や栄養療法の意義を問うなど、基礎的な知識をさらに展開・応用させて解答を導く必要のある問題や、各疾患の治療ガイドラインの丸暗記では対応が困難な問題も出題されました。「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」で各疾患の症候と病態メカニズムを十分に理解していることが重要となりますので、対応できない場合は基礎からの見直し学習も必要となります。
また、各疾患の予防、最新の治療ガイドラインや診断基準薬物療法の学習も必要です。
ADVICE 頻出疾患は、肥満症、糖尿病、脂質異常症、胃食道逆流症、炎症性腸疾患、肝硬変、高血圧、CKD(慢性腎臓病)、甲状腺疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、貧血、食物アレルギー、嚥下障害、先天性代謝異常症、褥瘡です。
また、経腸栄養法、静脈栄養法、栄養アセスメント指標、診療・介護報酬、薬物の作用についても押さえておきましょう。
※計算問題の対策も忘れずに。
シリーズも残すところあと3回(最終回は9/1)となりました。
本試験 令和4年2月27日(日)まで あと200日です。何とか間に合わせましょう!
次回(8/18)は「公衆栄養学」です!