東京アカデミー札幌校
ブログ
こんにちは。札幌校担当高橋です。
管理栄養士「科目別攻略シリーズ」第8回目は「公衆栄養学」です。
出題数…16問/200問
※第35回平均点(得点率)…11.3点(70.6%)
※上記、第35回平均点は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の平均点ではございません。
<出題のねらい>・・・出題基準(ガイドライン)より抜粋
〇わが国や諸外国の健康・栄養問題に関する動向とそれらに対応した主要な栄養政策についての理解を問う。
〇地域診断を通じた集団・地域における人々の健康・栄養状態及び社会・生活環境の特徴に基づいた公衆衛生活動についての理解を問う。の治療・増悪防止や栄養・食事支援を目的として、個別の疾患・病態や栄養状態、心身機能の特徴に応じた適切な栄養管理の方法についての理解を問う。
~傾向と対策~
比較的正解を導きやすい基本的な問題から構成されています。わが国及び諸外国の健康・栄養問題の現状と課題及び健康・栄養政策について、日頃から関心をもつことが大切です。特にわが国の健康・栄養問題の現状を把握する上で、国民健康・栄養調査の結果や食料自給率の動向の確認は欠かせません。本科目は、法規に関連する問題が多数出題されるため、公衆栄養関連法規(健康増進法,食育基本法,地域保健法など)についてはその内容を原文で確認することをお勧めします。
ADVICE 代表的な公衆栄養施策である「食育や「特定健診・特定保健指導」、公衆栄養活動で用いるツールの「食生活指針」や「食事バランスガイド」などにも必ず目を通しておきましょう。
疫学は「社会・環境と健康」でも出題されますが、本科目においては曝露要因の対象を栄養に限定した問題が出題されます。「社会・環境と健康」で疫学の基礎を築いた上で本科目の学習を行い、特に曝露状況の調査に必須となる食事調査法について理解を深めておきましょう。公衆栄養マネジメントは「応用栄養学」「栄養教育論」と関連づけて分野横断的に学習することをお勧めします!
シリーズも残すところあと2回(最終回は9/1)となりました。
本試験 令和4年2月27日(日)まで あと193日です。
次回(8/25)は「給食経営管理論」です!