東京アカデミー札幌校
ブログ
こんにちは。札幌校担当高橋です。
管理栄養士「科目別攻略シリーズ」第9回目は「給食経営管理論」です。
出題数…18問/200問
※第35回平均点(得点率)…13点(72.2%)
※上記、第35回平均点は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の平均点ではございません。
<出題のねらい>・・・出題基準(ガイドライン)より抜粋
〇給食の意義及び給食経営管理の概要についての理解を問う。
〇特定多数人に食事を提供する給食施設における利用者の身体状況、栄養状態、生活習慣などに基づいた商事の提供にかかわる栄養・食事管理についての理解を問う。
〇給食の運営方法とそのマネジメントについての理解を問う。
~傾向と対策~
各項目から満遍なく出題されており、平易な問題の出題が多い中、損益分岐点分析や作業指示書の記載順序など実践的な問題が数問含まれるなど、問題の意図を把握しないと解答に困るものが若干ありました。過去問を解くことにより、国家試験的な出題形式に慣れるとともに、キーワードの把握に努めましょう。また、健康増進法に基づく「特定給食施設」の理解や「大量調理施設衛生管理マニュアル」を読み込むことも不可欠です。なお、「大量調理施設衛生管理マニュアル」はHACCPの概念に基づき作成されており、本マニュアルを理解する上でHACCPの学習は欠かせません。さらに、2021年4月改訂の「学校給食実施基準」についても、旧基準と比較し改訂内容を確認しておくことが必要となります。
ADVICE 確認してみよう! HACCP(危害分析重要管理点)の「7つの原則」
1.危害分析(HA)
2.重要管理点(CCP)の設定
3.管理基準の設定
4.CCPの監視(モニタリング)方法の設定
5.改善措置の設定
6.検証方法の設定
7.記録の維持・管理
次回(9/1)は、いよいよ最終回「応用力試験」です!
順調に進んでいる方は油断せずそのペースで、なかなか進まないという方は学習のペースメーカー、効率的な学習法として、東京アカデミーの国家試験対策講座の受講もぜひご検討下さい。
本試験まで186日!