東京アカデミー町田教室
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みなさんこんにちは。
東京アカデミー町田校の片貝です。
本日は、過去3年間(第108~110回)の看護師国家試験で出題された必修問題と出題基準を照らし合わせてみたいと思います(今回はその②です)。
過去3年間において、毎年出題されている出題基準の項目があります。
今回は3年連続で出題されている出題基準の項目をご紹介し、あわせて第110回本試験の該当問題について確認しておきたいと思います。
①3年連続で出題されている必修問題の出題基準の項目
・目標Ⅲ.看護に必要な人体の構造と機能および健康障害と回復について基本的な知識を問う。
・大項目10.人体の構造と機能
・中項目A.人体の基本的な構造と正常な機能
・小項目i.消化器系
以上の項目から出題された過去問は、第108回は午前問題№12、第109回は午後問題№11と13、第110回は午前問題№12からでした。
②前述の第110回午前問題№12を確認しましょう
【問題】
胃から分泌される消化管ホルモンはどれか。
1 .ガストリン
2 .セクレチン
3 .胃抑制ペプチド
4 .コレシストキニン
【解 説】
1は○です。ガストリンは胃から分泌されます。胃酸の分泌を促進する消化管ホルモンです。
2は×です。セクレチンは十二指腸粘膜から分泌されます。胃酸の分泌を抑制し、HCO3-の多い膵液の分泌を促進する消化管ホルモンです。
3は×です。胃抑制ペプチドは十二指腸粘膜から分泌されます。胃酸の分泌を抑制する消化管ホルモンです。
4は×です。コレシストキニン(パンクレオザイミン)は十二指腸粘膜から分泌されます。胃酸の分泌を抑制し、酵素の多い膵液の分泌を促進する消化管ホルモンです。また、胆囊を収縮させオッディ括約筋を弛緩させて胆汁を十二指腸に放出させるはたらきがあります。
正答は1ですね。
以降のブログでもご案内しますが、3年連続で出題されている問題は、すべて目標Ⅲと目標Ⅳからになります。
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