東京アカデミー鹿児島校
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皆さんこんにちは!チューターのTです。今回は私が受験した面接試験で、面接官を担当された方々の印象についてお話ししたいと思います。今回はパート2ということで、パート1を読まれていない方はまずそちらから読まれてください。私が面接を受験した試験は国立病院機構、鹿児島県庁、鹿児島市役所、財務専門官試験、国家公務員一般職試験の5つになります。前回で国立病院機構と鹿児島県庁についてはお話ししましたので、今回は鹿児島市役所からになります。!(^^)! 受験年度で試験内容に変更が入ることもありますが、是非参考にしてください。
<鹿児島市役所>
市町村職員も多くの方が受験されるかと思います。私はこの試験を一般事務上級の区分で受験しました。2021年度では、鹿児島市役所も鹿児島県庁と同様に個別面接が2回行われ、面接時間はそれぞれ20分くらいであったと記憶しています。2021年度試験では、集団面接や集団討論に関しては、実施されませんでした。最初の面接官は、中堅職員の方が男女1人ずつと、ベテランの男性職員の方が1人で、主任面接官の方が女性の方でした。この面接で1番印象に残っていることは、自分の緊張をすぐに悟られてしまったことです。入室して着席するとすぐに、ベテランの面接官の方から「緊張しているねぇ(笑)」とご指摘がありました。突然の言葉に戸惑いましたが、その表情は和やかなものだったので少しリラックスできました。初めに主任面接官の方から質問があり、質問内容は一般的なものでした。あまり痛いところををついてくるような質問はなく、坦々と面接が進んでいった記憶があります。続いてベテランの面接官の方に質問権が移り、質問の内容も市役所特有の若干トリッキーなものになりました。その中で私の回答が面接官の質問の意図にそぐわない場面がありましたが,そこを優しくフォローしてくださり、冷静に回答をやり直すことができました。この場面は面接官によってはマイナス評価をつけられるかもしれないところでしたが、幸いその方は優しい方でした。後々振り返ってみると、面接官との相性も重要な要素になると感じました。
2回目の面接も、ベテランの男性面接官が1名と、中堅の男性職員、女性職員が1名ずつでした。鹿児島市役所の私を担当された面接官の中で、年齢が若い方はいなかったと記憶しています。2回目の面接で印象的だったことは、私が回答に詰まってしまった場面です。2回目の面接でも、市役所特有の瞬時に答えることが難しい質問がなされ、回答を考えるのに時間がかかってしまいました。すぐには答えられないと判断した私は、そのことをまず謝罪しましたが,それを聞いた主任面接官の方が質問内容を少し簡易的なものにしてくださり、そのおかげで何とか答えることができました。回答に詰まることを恐れるよりは、詰まった際の態度が結果を左右するのではないかと思います。鹿児島市役所試験の面接官も、高圧的な方は1人もおらず、皆さん落ち着いた様子でお話を聞いていました。また、ちょっとしたアクシデントがあってもフォローしてくださる方で、私の場合は面接官の相性がとても良かったと思います。
<財務専門官試験>
この試験は国家専門職の区分になり、国税専門官や労働基準監督官と同じくくりになります。例年国税や労基を受ける受講生の方が多く、財務を受ける人はあまり多くないため簡易的な説明になります。
財務専門官2次の面接試験を担当された方は3名で、3名ともベテランの男性職員の方でした。また、面接官の他に1名タイムキーパーを思わしき方がいらっしゃいました。主任面接官の方は終始真剣な表情を崩すことはなかったですが、高圧的ということは全くなかったです。質問の内容も面接カードを基にした基本的な内容が多かったです。他の二人の方はにこやかな表情で質問なさっておられましたが、質問の内容は少し想定外なところもありました。国家公務員の面接は地方公務員と比べて面接内容はシンプルだという話は伺っていたので、想定外の質問に少し戸惑ってしまい、そこがマイナスになってしまったかもしれません。皆さんも油断しないよう気を付けて下さい。面接時間は合計15分と短めで、持ち時間は主任面接官の方が少し短かったと記憶しています。
<国家公務員一般職試験>
この試験を受験される予定の受講生の方も多いと思います。面接の雰囲気についてお話しする前に、2次試験を受験しに行くにあたり注意事項があります。2次試験の会場は福岡で、集合時間が事前に通知されますが、面接までの待ち時間が2時間近くかかる受験生もいます。ですので、帰りの新幹線は余裕を持った時間にするといいと思います。私はとある国家の試験で、集合してすぐに面接があると思いこんでいたため痛い目にあいました。
さて、国家一般の面接の雰囲気に話題を戻しましょう。私を担当された面接官は中堅の方が男女1名ずつと30代前半ほどの若い男性が1名で、主任面接官の方が若い男性の方でした。3名とも終始真剣な表情で質問をされていました。私が回答している間もやわらかい表情を見せることは少なかったですが、高圧的なわけでは全くありませんでした。国家の人事院二次試験は採用面接とは異なり、受験生の細かな人物像まではみないため、面接官の雰囲気も少し固くなるのだと思います。質問の内容は面接カード中心としたシンプルなものでしたが,「公務にどう活かしますか?」という質問が定期的になされました。その掘り下げ方は自分にとって想定外でしたので、答えるのにかなり苦労しました。面接時間は財務と同じで15分くらいで、こちらも主任面接官の方の持ち時間は短かったです。
以上が、私が受けた試験の面接官の印象になります。私が受けた試験の中では、高圧的な面接官はいないことが全部で共通しています。また、試験の性質の違いから地方はより表情豊かできさくなイメージを抱きました。だからといって油断するのではなく、あくまでも気を引き締めながら、その中で相手の態度に応じていくことが必要だと思います。国家は地方よりは厳かな雰囲気ですが、その状況にのまれることなく、国家はそういうものだと割り切って臨むべきだと思います。今回の話題はすべての私の経験談になるので当然個人差がありますが、公務員試験面接が気になっている方は是非参考してください!尚、東京アカデミー鹿児島校では、通学部生は無料で個別面接練習が何回でも予約可能で練習できます。公務員試験の筆記対策は勿論、面接対策もしっかりと対策を行っていきましょう。
最後まで読んでいたきありがとうございました。