東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは!
本日は、栄養教育論についてお話したいと思います 🙂
学習アドバイスについては、👉 コチラ
前回の、応用栄養学については、👉コチラ をご覧ください。
NO | 出題内容 | 難易度 | NO | 出題内容 | 難易度 |
98 | ヘルスビリーフモデル | ★★ | 105 | プリシード・プロシードモデル | ★ |
99 | ソーシャルサポート | ★ | 106 | マーケティング・ミックスの4P | ★★★ |
100 | イノベーション普及理論 | ★ | 107 | 結果目標設定のためのアセスメント | ★ |
101 | 無関心期のクライアントに対する初回面接の展開 | ★★ | 108 | 栄養教育の目標の種類と目標内容 | ★ |
102 | 行動変容技法 | ★ | 109 | 対象者に適した学習教材・内容の検討 | ★★ |
103 | 反応妨害・拮抗法 | ★★★ | 110 | 栄養教育の評価の種類と評価内容 | ★★★ |
104 | ナッジ | ★★ |
★・・・易 ★★・・・普 ★★★・・・難
身近な栄養教育に関するテーマで構成される科目です!第35 回も例年同様、最も適切な肢を選択させる問題が数問出題され、解答の絞り込みが困難なものもありました。出題基準の改定で新たに行動変容技法として追加された「ナッジ」は,今回の試験で初めて出題されました。
「応用栄養学」「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」などの総まとめ的な科目のため、他の科目と関連させた学習が効果的です。
また、行動変容に関する理論・技法の応用、栄養カウンセリング、目標設定、評価指標については、「応用力試験」でも数問出題されています!
No.104 K 大学の学生食堂では、全メニューに小鉢1 個がついている。小鉢の種類には、肉料理、卵料理、野菜料理、果物・デザートがあり、販売ラインの最後にある小鉢コーナーから選択することになっている。ナッジを活用した、学生の野菜摂取量を増やす取組として、最も適切なのはどれか。1 つ選べ。
(1) 食堂の入口に「野菜は1 日350g 」と掲示する。
(2) 小鉢コーナーの一番手前に、野菜の小鉢を並べる。
(3) 小鉢は全て野菜料理とする。
(4) 小鉢の種類別に選択数をモニタリングする。
👇 👇 👇
正答(2)
💡解答ポイント💡
「ナッジ」とは、人々を強制することなく、また金銭的インセンティブを伴うことなく、自然と望ましい方向へ誘導する手法である。
⑴適切でない。⑵の方が、より学生が野菜料理の小鉢を選択する可能性が高い。また、食堂の入口ではなく、小鉢コーナーに「野菜は1 日350g 」と掲示する方が、学生の野菜料理の小鉢を選択する可能性は高まると考えられる。
⑵適切。野菜料理の小鉢を最も取りやすい位置に置くことで、学生が自然と野菜料理の小鉢を選択する可能性が高まる。
⑶適切でない。他の選択肢を排除することで強制的に野菜料理を選ばせる手法は、ナッジには当たらない。
⑷適切でない。学生がどの小鉢を選択しているかをモニタリングしても、学生の野菜摂取量の増加に直接的な影響はない。
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東京アカデミー福岡校 国試担当:緒方、矢野
TEL:092-716-5533