東京アカデミー難波教室
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー難波校の吉田です。
大阪府・豊能地区・大阪市・堺市は、8月21日(土)に全校種、全科目問わず専門教科の筆記試験が実施されます。
前回に引き続き、今現在実施されている教員採用試験の2・3次試験に向けた対策方法についてお伝えさせていただきます。
〇専門教科の筆記試験について
まず、専門教科の配点について押さえておきましょう。
大阪府
3次試験 選考テスト | 面接テスト | 筆答テスト | 実技テスト | 満点 | |
「面接テスト及び筆答テスト」によるもの | 420点 | 400点 | ― | 820点 | |
「面接テスト、筆答テスト及び実技テスト」 によるもの |
「小学校」 「小中いきいき連携」 「幼・小共通」 |
420点 | 350点 | 50点 | 820点 |
上記以外 | 420点 | 200点 | 200点 | 820点 | |
「面接テスト」によるもの | 420点 | ― | ― | 420点 |
大阪市
2次選考 | ||||||
校種教科 | 筆答 | 実技 | 面接 | 合計 | ||
幼稚園、幼稚園・小学校共通、小学校 | 240点 | 180点 | 450点 | 870点 | ||
実技なし校種教科 | 400点 | ― | 420点 | 820点 | ||
教科「音楽、美術、保健体育、英語」 | 200点 | 200点 | 420点 | 820点 |
豊能地区
2次選考 | |||||
選考区分 | 校種教科等 | 面接テスト | 筆答テスト | 実技テスト | 合計 |
一般選考 大学推薦 |
小学校 | 400点 | 300点 | 100点 | 800点 |
中学音楽、美術 保健体育、英語 |
400点 | 200点 | 200点 | 800点 | |
上記以外の 校種教科等 |
400点 | 400点 | ― | 800点 |
堺市
選考区分 | 校種教科等 | 1次試験 | 2次試験 | ||||
筆答 | 面接 | 合計得点 | 専門教養 (実技含む) |
面接 | 総合得点 | ||
一般選考 | 「小・幼共通」 | 150 | 150 | 300 | 450 | 450 | 1050 |
「小学校・小学部」 「中学校・中学部 」 「 小中英語 」 「養護教諭」「栄養教諭」 |
150 | 150 | 300 | 400 | 450 | 1000 | |
大学推薦 対象選考 |
「小学校・小学部」 「小中英語」 「中学校・中学部(数学、理科、美術、技術)」 |
― | 150 | ➡ | 400 | 450 | 1000 |
いずれの自治体でも、専門教科の配点は面接や模擬授業、場面指導の次に高くなっています。
東京アカデミー難波校では、受講生の皆さんに、7割~8割を目指して勉強をしてくださいとお伝えしています。その理由は2点あります。
一回きりの試験で、今後のすべてが決まってしまうと考えると、緊張のあまり本領を発揮できない可能性があります。
試験後は、どの受験生からも「問題が難しくて解けなかった」「いつもより難しい気がする」といったお声を頂きます。
緊張により、いつもの力がでないこともありますので、こういったリスク回避をするためにも、
日ごろから7割~8割を目標に問題演習を行ってください。
目指せる方は満点を視野に入れましょう!
専門教科の試験がうまくいかないと、次の面接や模擬授業、場面指導で「いい点数を取らなければ!」と気持ちが焦り、
なかなか思うように準備ができないこともありえます。
こういった人物試験はどの受験生も緊張するものなので、過度な期待や気負いは禁物です。
すこしでも次の試験で良いパフォーマンスができるように、筆記試験で成功をおさめ、勝ち逃げの姿勢で取り組んでいきましょう。
試験時間は実技試験の有無や自治体により違いはありますが、基本的には90分です。
1問に費やす時間はどれぐらいかを考え、時間を測り、問題演習を行いましょう。
特に、小学校の算数、理科は時間との勝負です。長い時間をかけて問題を解くのではなく、分かる・分からないを基準に、どんどん問題を解いていきましょう。
分からない部分・まぐれ正解・中途半端に覚えた部分を中心に、参考書や問題集の解説を使って復習をしていきましょう。
特に、覚えていれば得点源になるもの(国語の漢字、ことわざ、文化、社会の人名や事件名、理科の実験器具名、化学反応の名称、算数、数学の公式、保健体育のスポーツに関するルールなど)は確実に押さえておきましょう。
意外と後回しにしがちなのは、学習指導要領です。
小学校であれば、国語、算数、理科、社会、英語の5科目中2科目が出題されます。
覚えていれば解ける範囲なので、教科の勉強の合間に目を通しておきましょう。意外と解けない方も多いので、ねらい目です!
ただし、中学校、高校の一部科目では出題されない場合があります。
ご自身の専門教科では学習指導要領が出題されていたのか、確認しておきましょう。
尚、過去の専門教科試験は教育委員会のHPより確認することが出来ます。(2020年夏実施試験)
これから2週間が勝負の分かれ目です!自分なりの勉強計画を練って、ラストスパートをかけてください!応援しています。
それでは、また!
★2022/3/21(月・祝)実施・【関西地区自治体別ガイダンス】⇒各自治体の筆記・人物試験の傾向についてお話します。
★2022/4/9(土)実施・【教採合同セミナー 教育委員会説明会(オンライン)】⇒教育委員会のご担当者様をお招きして、
各自治体の求める人物像や教育施策や特徴についてお話いただきます。参加自治体等はコチラをご覧ください。
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