東京アカデミー松山校
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公務員試験では、本当に多くの科目が出題されます。
高校で勉強していた範囲に加え、大卒程度試験では法律や経済学などの科目が増えます。
こんなに膨大な科目を勉強しきれるのかと不安になると思います。
たくさんある科目をまんべんなく勉強しようとすると時間が足りませんが
出題傾向を知って勉強をすると、勉強のメリハリのつけ方が分かってきます。
沢山の科目が出題されると言いましたが、公務員試験でも主力科目があります。
それは、一般知能、憲法、民法、行政法、経済原論(ミクロ経済・マクロ経済)の5科目です。
どの試験にも共通して出題され、どの科目よりも率先して勉強しなければいけない科目です。
一般知能分野は、教養試験の中で50%~60%の出題を占め、
憲・民・行政法と経済原論は専門試験の中で70%の出題を占める科目です。
公務員試験で安定した点数を取るためにも、まず出題割合の大きい
主要5科目を制することが近道なのです。
主要科目の存在を知ることができたら、次は、あなたが受ける試験の案内を見てみましょう。
事務職とひとくくりにしても、筆記試験では、教養+専門試験、教養試験のみ、SPI試験を導入していたりと様々です。
もちろん、公務員試験の就職試験なので、色々な可能性を考える必要があります。
申込直前になって、志願先が変わるということも起こります。
その時にために、教養試験と専門試験対策をしておくことをおすすめしますが、
「○○市しか受けないんだ」という場合は、試験案内を見て、
本当に必要な科目が何か、事前に知ってから勉強を始めた方が良いですね。
筆記試験一つとっても、国家公務員、地方公務員ともに試験の形態は様々です。
思い込みで勉強を始めて、いざ試験が始まると勉強しているところが出題されていなかった
というのでは、非常にもったいないことをしてしまいます。
夏の時期であれば、国家公務員も地方公務員も試験案内を
ホームページ上に掲載しているところが多いので
これを機会にぜひ試験内容を確認してみてください。
(注:市町村によっては募集期間が終わると試験案内を削除するところもあります)