東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の小泉です。
昨日は突風がとても強かったですね。風のおかげですこし涼しく感じもしましたが、やはり適度な風が一番ですね。
引き続き、第35回管理栄養士国家試験問題(2021年2月実施)を解説付きでご紹介いたします。
実際の問題に触れ、今後の試験対策に活かしていきましょう♪
前回の記事はこちらからご覧いただけます
➡【解説付き】第35回管理栄養士国家試験の過去問題にチャレンジしてみよう~社会・環境と健康編~
➡【解説付き】第35回管理栄養士国家試験の過去問題にチャレンジしてみよう~人体・疾病編~
あわせて読んでおきたい記事➡【管理栄養士】過去問題を利用した勉強時の注意点!
今回は「食べ物と健康編」です✨
⭐第35回管理栄養士国家試験 午前問題53
細菌性食中毒に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)サルモネラ菌は、神経性の毒素を産生する。
(2)黄色ぶどう球菌による食中毒の潜伏期間は、2~7日間である。
(3)ウェルシュ菌による食中毒の主症状は、血便である。
(4)カンピロバクター感染症は、ギラン・バレー症候群の原因となる。
(5)腸管出血性大腸菌は、100℃3分間の煮沸では殺菌できない。
答えは下にスクロール!
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答え (4)カンピロバクター感染症は、ギラン・バレー症候群の原因となる。
第35回試験では、食品学・食品加工学・調理学・食品衛生学から、満遍なく、基本的な知識を問う問題が出題されていました。
頻出事項の理解と共に、日頃から食の安全や健康に関する話題に広く関心を持つよう心掛けましょう💡
👉選択肢の解説
(1)サルモネラ菌は、神経性毒素を産生せず、生菌が摂取されて腸管内で増殖することで感染型食中毒を起こす。
(2)黄色ぶどう球菌による食中毒の潜伏期間は、0.5~6時間(平均2~3時間)である。
(3)ウェルシュ菌による食中毒の主症状は、水様便である。下痢や腹痛を主症状とするが、一般にその症状は軽い。
(4)カンピロバクター感染症は、感染後1~3週間を経てギラン・バレー症候群を発症することがある。ギラン・バレー症候群とは、末梢神経の髄鞘が障害され、四肢の筋力低下などがみられる疾患である。
(5)腸管出血性大腸菌は、熱に弱く、75℃1分以上の加熱により死滅する。
いかがでしたか。
「食べ物と健康」はその他、食品の規格基準や表示、食品の機能性・安全性を中心に法律や制度の最新情報をチェックすることも大切です。
近年、特別用途食品やアレルギー表示の対象となるアレルゲンの追加が行われておりますので確認しておきましょう。
また、管理栄養士業務を行う上で必要不可欠である「日本食品標準成分表」が5年ぶりに改訂され、2020年版(八訂)として公表されています。エネルギー計算方法の変更など、改訂内容を整理しておきましょう。
立川校では、管理栄養士通学講座9月生が9月5日(日)に開講します。
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過去問題チャレンジシリーズ、次回は「基礎栄養学」です🖋
次回もお楽しみに!