東京アカデミー名古屋校
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こんにちは、やまもとです( 一一)
名古屋市は、梅雨以上の雨量と湿度でジメジメする夏になっています。暑くて嫌ですね・・・。
今週から東海地区の二次試験が本格的に始まるため、受験者はあと少し頑張ってください!
今回はこれから教員採用試験の勉強を始める人に向けて、「教員採用試験の試験内容」をお伝えします。
教員採用試験の筆記試験は主に2つあります。
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※試験の名称は自治体によって少し違いますが(例:総合教養など(名古屋市))、今回はすべて教養試験、専門試験で統一しています。
主に一次試験で実施されており、教職教養と一般教養の2分野から構成される試験です。
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愛知県や名古屋市、三重県は教職からも一般からも幅広く出題されていますが、岐阜県は教職教養のみから出題される(一般教養が出題されない)ので注意が必要です。
教職教養は「教育原理」「教育法規」「教育心理」「教育史」の分野から出題されるほか、受験する年に出された最新の答申、通知、法律といった「教育時事」も問われることがあります。
愛知県は全科目から幅広く出題される一方で、名古屋市は教育心理と教育史からの出題がありません。
勉強する際にはテキストに沿って知識を蓄え問題演習をするほかに、文部科学省のHPなどをこまめに確認し、新しい・重要な発表がないか注視する必要があります。
一般教養は大学受験で問われたような出題をイメージするとよいかと思います。現代文や数学といった知識を問う問題ですね。この他に、音楽や保健体育といった実技系科目に関する出題や、その年話題になったニュースにまつわる一般時事問題などもあります。
愛知県は全科目から幅広く出題される一方で、名古屋市は国語・英語・社会・理科からバランスよく出題されています。
出題レベルは自治体によって様々ですが、基本的には高校程度の問題を想定していただければ大丈夫かと思います。
教養試験は自治体によって出題科目が違うので、傾向を分析して勉強することが重要です。
→【2022年夏受験】教員採用試験 傾向分析会(愛知県・名古屋市)
主に一次試験で実施されており、それぞれの校種・科目に関する専門知識を問う問題です。
その教科に関する知識を問うのはもちろんですが、学習指導要領や教科指導法に関する出題がなされることもあります。出題数や配点は自治体により異なりますが、教養試験よりも高い配点にしている自治体は少なくありません。
愛知県と名古屋市は教養と専門の点数は同じです。
教員としての適性を見極めるために様々な試験が課されています。
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通常1人の受験者を対象に、2~4人の面接官が担当します。面接官は校長や教育委員会、学校管理者の他、民間企業の方を据える自治体もあります。
個人面接では受験者個人に対し細部にわたって質問を行うことができ、教員としての能力や人間性を客観的・多角的に判断。入室から退室までの一挙手一投足すべてが評価対象ですので、マナー含めしっかりと練習を重ねて本番に臨む必要があります。
東海地区ではすべての自治体で実施。
通常3~10人の受験者を対象に、2~5人の面接官が担当します。個人面接とは違い1つの質問に対して複数の受験者が順番に回答していくことになりますので、他の受験者の回答を踏まえて受け答えをする必要があります。
面接官も他の受験者と比較しながら評価をしていくため、個人面接よりやりにくいと感じる受験者は多いようです。
ポイントは自分の意見を言うだけではなく、他の受験者の意見を聞いてあいづちを打つなど周囲に目を配ることも大切。
東海地区では岐阜県と名古屋市(少し特殊)が実施。
1グループ3~10人の受験者を対象に面接官2~5人で行われるのが一般的です。与えられた議題に対して受験者同士で話し合いを行うのが主な内容ですが、結論を出すのか、司会を立てるのかといった細かい内容は自治体によって異なります。
議題は非常に幅広く、いじめへの対応や学校へのスマホの持ち込みの可否といった教育系のテーマや、食品ロスをなくす方法や働き方改革についてなどの一般時事系のテーマを課す自治体もあります。
愛知県は2021年から廃止になりました。
→討論も面接も廃止ってマジ?愛知県教員採用試験の内容が大幅に変更!
与えられたテーマや設定をもとに授業を行います。指導案を事前に作成するタイプ、当日テーマが発表されるタイプなど詳細は様々です。
教科指導の他、ホームルームでのあいさつなどの学級指導を課される場合もあります。
東海地区では三重県くらいしかやっていません。
面接官から提示された生徒指導の場面において、受験者に教員役として対応させるといった内容で実施されます。なかには面接官を生徒役や保護者役に見立てて行われる場合もあります。
構想時間を与えられることは少ない(愛知県はたった30秒)ため、柔軟性や対応力、指導力といったものが評価の観点となります。
愛知県は冒頭に実施されるため、ここで他の受験者との違いを見せることがポイントです。
毎年恒例の傾向分析会を今年も開催します。
今回は、60分傾向分析の解説の後に60分体験講義(教育原理)を受けることが出来ます。
傾向分析会で今後の勉強方針を決め、体験講義で東京アカデミーの質の高い講義を受けられます。
実施日:2021年9月12日(日)
時間:10:00~11:00【傾向分析】、11:00~12:00【体験講義(教育原理)】
500円(税込)
※クレジットカード決済に限ります
★7月下旬より予約開始予定
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