東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは,東京アカデミー鹿児島校チューターのRです。
今回は,鹿児島校に5月~7月にご入会された方など、この夏どのように勉強を進めればよいかについて書こうと思います。時間に余裕のある夏に何をしたらいいのかよく分からないという方は是非お読みいただければと思います。
例えば鹿児島校に5月や6月から入会された方などは,もうすでに一般知能についてはあらかた講義が進んでいることかと思います。7月からは,一般知能に加えて,社会科学や人文科学,自然科学といった一般知識の講義も始まっていますね。特に大学3年生の方は前期の講義も終わり,今までより時間に余裕がある時期が始まるという方も多いでしょう。だからこそ,この夏にどれだけ・どのように学習を進めることができるかどうかによって他の人に一歩も二歩も差を広げることができるのです。ですが,これまでより扱う科目数も増え,この時期にどう勉強すればいいのか…?と思っている方に向けて,私がどのように勉強したのかを含めてお書きします。
まず,どのくらいの時間勉強をしていたか。
私はこの時期には講義のある日は1日2~3時間,休日には1日3~5時間勉強していました。これだけの時間数であれば復習と演習どちらも十分可能かと思います。もちろん,この時期から5時間以上勉強すればかなり力はつくでしょうが,無理をしない程度に勉強時間を設けていただければよいと思います。内容としては,講義の復習を最優先に,得た知識を活かして実際に問題を解くことまでが中心でした。予習を行ったり,講義で扱っていない分野を再度する必要はないと思います。この点はこれまでと同様です。
次に,何を勉強していたか,時間配分はどのようにしていたのか。
前述の通り,7月から一般知識分野の講義が始まっていると思いますが,個人的には学習のメインは引き続き一般知能だと思います。具体的には,(講義の復習を除いて)一般知能:一般知識を6:4か7:3で学習すると良いと思います。この比率の理由としては,①一般知能は基礎能力(教養)試験において極めて重要な科目であること,②いずれ本講座の開講する10月以降は専門試験の勉強が中心になり,教養(基礎能力)の学習に今までのように時間を割くことが困難になる可能性が高いからです。ですから,この時期に今扱っている高卒程度の一般知能の問題を完璧に解けるぐらいに仕上げておくと,10月以降かなりのメリットが生まれると思います。内訳としては,一般知能は苦手分野にもよりますが,出題数を考慮すると,基本は数的・判断を中心に,空間・資料を少し加えていく形がよいかと思います。一方,一般知識については,そこまで分野の偏りを持たせることなく,社会科学・人文科学・自然科学を均等に行うべきかと思います。一般知識は,一般知能よりも今後は学習時間が減っていくはずですから,今習ったことは今のうちに完璧にしておくとよいかと思います。しかも,専門試験でも一部の科目については一般知識の分野と被るものもありますし,今後にも活きる勉強になるかと思います。
教養(基礎能力)試験の仕上がりを完璧にし,10月以降の専門試験の学習(行政系コースの方)に集中していくためにも,この夏にここまでの復習に精力的に取り組んでいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。