【教員採用】2022年夏試験に向けて、押さえておくべき３つの項目(①学校安全編)

皆さん、こんにちは。

東京アカデミー北九州校の品川です。

さて、本日から３回に渡って、「2022年夏教員採用試験に向けて、押さえておくべき３つの項目」と題し、来年夏の教員採用試験で取り上げられるであろう現在審議中の教育時事について紹介していきたいと思います。第一回目は、学校安全についてです。

第3次学校安全の推進に関する計画

現行の「学校安全の推進に関する計画」は、平成29年3月に閣議決定されて、令和3年度で終える計画でした。

その現行計画期間中の取組状況の検証及び社会の変化に基づき改善しようというのが、次の「第３次学校安全の推進に関する計画」となるようです。

★東日本大震災の教訓及び近年の災害の激甚化を踏まえた防災教育の充実 ★防犯・交通安全についての一層の充実方策 ★学校、家庭、地域、関係機関との連携 ★新たな課題(SNSの普及、新たな危機事象)への対応 ★新型コロナウィルス感染症対策と安全対策の両立

その他の論点として、「学校安全に係る取組の全国的な質の向上」「安全教育、安全管理に関して教員養成段階で身に付けておくべきことや教員研修の在り方」についても挙げられています。

採用試験での取り扱われ方

福岡県・北九州市・福岡市の教員採用試験において、「学校安全」に関する出題は毎年なされています。

学校保健安全法に関する出題は頻出ですし、現行の「学校安全の推進に関する計画」については、令和３年度(2020年夏)の採用試験で出題をされています。

山口県では今年の試験で現行の「学校安全の推進に関する計画」の出題がありました。

また、現行計画が令和３年度までということで、本年度中には第３次計画が閣議決定される可能性が大きいと思われます。

そうなれば、令和５年度(2022年夏)の採用試験で出題されたり、面接試験で知識を確認されてもおかしくはありません。

今後の計画策定の動向には、しっかりと注意を払っておいた方が良いと思います。

最新の教育時事にも対応した東京アカデミーの講座

このような最新の教育時事についても、東京アカデミー北九州校の講座でもちろん扱っていきます。

また、新型コロナウィルス感染症対策など、実際の教育現場で必要な知識や基本理念についても、講座内で実施します「教師力向上ゼミ」で理解を深めて参ります。

2022年夏(令和5年度)教員採用試験対策講座の内容については、9月上旬にHPでご案内を開始致します。

今しばらくお待ちください。

以上、東京アカデミー北九州校の品川でした。