東京アカデミー立川教室
ブログ
東京アカデミー大宮校の教員採用試験担当です!
2021年夏実施の埼玉県・さいたま市教員採用試験は、二次試験がいよいよ佳境に入ってきています。校種教科によっては終了した方もいらっしゃれば、あと1つ試験を残している方もいらっしゃる状況です。受験が終了された方はお疲れ様でした。これから残りの試験を受験される方は、最後まで試験対策を進めていただければと思います。
さて、今回は7月11日に実施された埼玉県・さいたま市の一次試験のうち、教養試験の出題についてご紹介します。(埼玉県とさいたま市は一次試験の教養試験・専門試験の問題を、同じもので使用します。)出題された教養試験の内容を一般教養・教職教養に分類した時、
2021年は全44問中、教職教養18問・一般教養26問の出題がありました。(問題数や大枠の出題ジャンルについては昨年とそれほど変化はありません。)
昨年から今年にかけての出題の変化としては以下の内容が挙げられます。
《教職教養の内容について》
★教育原理に関する出題が昨年より3題増え、文部科学省から発出された答申・報告・通知など教育時事にかかわる出題が多く見られる。
[今年出題されたもの]
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)
・共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)
・学校現場における業務改善のためのガイドライン など
→答申・報告・通知などの前提(=教育時事の基礎)を理解しておくことが最新教育時事攻略の第一歩ですね!
《一般教養の内容について》
★一般教養の出題で、経済用語の意味を選ぶ問題が出題された。(2020年「ディスクロージャー」・2021年「プライマリー・バランス」と2年連続出題)
また、一般教養領域の時事問題では以下のような問題が出題されました。
次は、「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」について述べた文です。文中の空欄にあてはまる語として最も適切なものを、下の1~4の中から1つ選びなさい。
海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目標とする、2019年6月の( )で共有された構想である。
1 COP25
2 G20サミット
3 IPCC第49回総会
4 TICAD7
(正答):2
2020年では渋沢栄一、2019年ではオリンピック開催国を順番に並べる問題が出題されています。日頃のニュースにもアンテナを張って情報収集する必要がありますね!
東京アカデミー大宮校では、埼玉県・さいたま市の教養試験を分析し、出題傾向とその対策学習方法をレクチャーする「傾向分析会」を開催します。
詳しいご案内はコチラからご確認ください。
※大宮校の教員採用試験対策・通学講座を9月11日までにお申込みの方は、「埼玉県・さいたま市傾向分析会」と入門講座「ファーストステップ・教育時事」(10月3日実施)を無料でご受講いただけます。