東京アカデミー難波教室
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こんにちは。
東京アカデミー難波校の吉田です。
6月17日から、厚生労働省、医道審議会保健師助産師看護師分科会(令和3年3月31日)から出された「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会 報告書①」を読んでわかったことを掲載しています。6月17日、6月21日、6月28日、7月5日、7月12日、7月19日に続き、今回で7回目のブログ掲載です。
その根拠は、4ページ目、「8)視覚素材について」に書かれています。
以下、①報告書の抜粋です。
試験問題に写真やカラーのイラスト・図表等の視覚素材を用いることでより具体的に問うことができるため、保健師助産師看護師国家試験において視覚素材を活用した問題が一定数出題されている。
保健師国家試験及び看護師国家試験では、図表等のデータをもとに情報を理解・解釈して必要な介入を判断するような問題、助産師国家試験では超音波画像や胎児心拍数陣痛図等の診断に関する問題、さらに看護師国家試験では画像を活用した問題が出題されており、視覚素材が有効に活用されている。引き続き、視覚素材を活用して出題することが望ましい。
下線部にあるように、視覚素材を使った問題は出題されます。
第110回看護師国家試験では2問出題されました。
・午前問題41番(胸部エックス線)で正答率63.3%
・午前問題81番(不整脈成人の脈拍測定部位)で正答率93.0%
※正答率は東京アカデミー自己採点会データの数値です。
このような正答率が高い問題は確実に正解できるようにしましょう。