第110回国家試験レビューシリーズ～「成人看護学」「精神看護学」～

今回の “BLOG de 国試対策”は、第110回国家試験の「成人看護学」と「精神看護学」をチェック！

• 成人看護学（第110回国家試験正答率：一般問題70.5 ％、状況設定問題71.0％）

「成人看護学」の一般問題では「Aさん」から始まる短い状況設定を付与した問題が多くなりました。

状況設定問題では、検査データをもとにしたアセスメントが必要な設問が従来通り出題され、急性骨髄性白血病、子宮体癌などが出題されました。全体的にアセスメント・検査についての設問は正答率が低くなる傾向があります。

• 精神看護学（第110回国家試験正答率：一般問題71.1 ％、状況設定問題77.5％）

「精神看護学」の一般問題正答率はやや下がりました。

近年はケアや対応を問う内容よりも、疾患そのものの理解や精神関連の法規や統計に関する問題が多くなっており、この傾向は第110回でも続いています。

状況設定問題では、症例的には新しいADHDが出題されましたが、正答率はやや上がりました。

次回は、9/3（金）となります。来週の“BLOG de 国試対策”は、好評の学習プランシリーズがカムバック！秋からの学習計画についてお送りします✅次回もぜひチェックしてみてください！