東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは!
本日は、臨床栄養学についてお話したいと思います 🙂
学習アドバイスについては、👉 コチラ
前回の、栄養教育論については、👉コチラ をご覧ください。
NO | 出題内容 | 難易度 | NO | 出題内容 | 難易度 |
111 | 特別食加算の算定対象食 | ★★ | 124 | 慢性心不全の病態と栄養管理 | ★★ |
112 | クリニカルパス | ★ | 125 | CKD の栄養管理 | ★ |
113 | 水分出納 | ★ | 126 | 血液透析患者の栄養管理 | ★ |
114 | 経腸栄養法の禁忌 | ★ | 127 | クッシング症候群の病態 | ★ |
115 | 経腸栄養剤の特徴 | ★★ | 128 | 誤嚥性肺炎を伴う胃瘻造設患者の栄養管理 | ★ |
116 | 糖尿病食事療法のための食品交換表 | ★★ | 129 | COPD の栄養管理 | ★★ |
117 | てんかん食 | ★★ | 130 | 胃潰瘍による出血が検査値に与える影響 | ★★★ |
118 | 医薬品が栄養素に及ぼす影響 | ★★ | 131 | 食物アレルギー | ★ |
119 | 問題志向型診療録( POMR ) | ★★★ | 132 | 敗血症の病態と栄養管理 | ★★ |
120 | ビタミン欠乏症 | ★ | 133 | がんの病態と栄養管理 | ★ |
121 | 肥満症の栄養管理 | ★ | 134 | 重症外傷の病態と栄養管理 | ★★ |
122 | 脂質異常症の栄養管理 | ★ | 135 | 糖原病Ⅰ型の栄養管理 | ★★ |
123 | 消化器疾患の栄養管理 | ★ | 136 | 妊娠糖尿病の栄養管理 | ★ |
★・・・易 ★★・・・普 ★★★・・・難
基本的知識を試される問題が多く出題されました。
疾患による検査値への影響や栄養療法の意義など、基礎的な知識をさらに展開・応用させて解答を導く必要のある問題や各疾患の治療ガイドラインの丸暗記では、対応が困難な問題もありました。
「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」で各疾患の症候と病態メカニズムの基礎を十分に理解して学習することをお勧めします。
また、各疾患の予防、最新の治療ガイドラインや診断基準、薬物療法の学習も必要です。
No.117 てんかん食とその摂取により生じる代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 高炭水化物・低たんぱく質食である。
⑵ 摂取により、血中3- ヒドロキシ酪酸値が低下する。
⑶ 摂取により、血液pH が上昇する。
⑷ ケトン体は、筋肉で合成される。
⑸ ケトン体は、脳で利用される。
👇 👇 👇
正答 ⑸
💡解答ポイント💡
⑴適当でない。グルコースに代わりケトン体を熱量源として供給することを目的とした低炭水化物・高脂肪食である。
⑵適当でない。摂取により、ケトン体( 3- ヒドロキシ酪酸・アセト酢酸・アセトン)が生成されるため、これらの血中濃度は上昇する。
⑶適当でない。ケトン体は酸性物質であるため、摂取により血液pH は低下する。
⑷適当でない。ケトン体は、肝臓で合成される。
⑸適当。ケトン体は,筋肉や脳などの肝外組織で利用される。
「てんかん食」は、難治性てんかんなどに利用され、2016 年度診療報酬改定において特別食加算の算定対象食として新たに追加されました。
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東京アカデミー福岡校 国試担当:緒方、矢野
TEL:092-716-5533