東京アカデミー横浜校
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こんにちは。
東京アカデミー横浜校の西野です。
昨日に続き秋からの学習計画についてお話いたします。
<アセスメント能力を養おう!>
昨日も触れたように、最近の国家試験では「アセスメント」や「優先順位」を問う問題が増えています。
このような問題は単なる暗記の勉強だけでは解けないため、「苦手だ」と言う人も多くいます。
では、どのようにしてアセスメント能力を養えばよいのでしょうか?
①臨地実習で養う
臨地実習は、アセスメント能力を養う実践の場です。
受け持ちの患者さんの状態をよく観察し、情報を集め、アセスメントする。
そしてもう一度、教科書や参考書を見て患者さんの状態を理解してください。
出会う事例は、すべて皆さんの宝物です。患者さんの呈する一つひとつのサインの意味を考え、丁寧に知識を確認しながら看護してみてください。
それは必ず皆さんの看護師としての力となることでしょう。
優先順位についても、必ず根拠をもって決定するようにしてください。
さらに、実習指導者や先生、グループの仲間などの意見もどんどん聞いて、考え方に柔軟性をもたせることも重要です。
②机上で養う
実習以外ではどのようにアセスメント能力を養えばよいのでしょうか。
まず、国家試験の状況設定問題を見てみましょう。
はじめに事例の症状・検査データから状態をアセスメントしてください。
検査データについては基準値を知っておくことが最低限必要ですが、その検査が何を意味するのかということも理解しておいてください。
検査データの基準値は「多くて覚えられない!」と思う人もいると思います。
しかし、例年出題される検査は 30 項目ほどです。
1日 1 基準値を覚えれば、1 か月で網羅できます。
それほど多くないので、まずは逃げずに、何かに書き出してみてください。
優先順位については、まず事例の特徴を考えてください。
事例の健康段階(急性期か回復期かなど)、発達段階などの特徴が問題のキーワードになることが多いためです。
それらを把握した上で生命の危険度、安楽、安全といったことを考え、優先順位を決定してみてください。
「問題集の解答を見てもどうしても納得がいかない」という場合もあるでしょう。
そのようなときは、先生や同級生の意見を聞いてみてください。
自分の思考回路に柔軟性をもたせるということは、この手の問題を解く上で非常に重要です。
いろいろな人と意見交換をし、さまざまな意見を受け入れられるようにしてください。
また、問題の解説は問題集によって異なります。
違う問題集の解説を見てみるというのも一つの手段としてお勧めです。
もう間もなく夏が終わります。
秋以降、慌てることがないよう、残り少ない夏の日数を有効的に活用しましょう!
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合格に向けていっしょに頑張っていきましょう。