GIGA スクール構想の実現に向けた端末の利活用等に関する状況について(令和3年7月末時点・速報値)

みなさん、こんにちは。東京アカデミー静岡校の伊藤です。

本日から9月に突入ですね。まだまだ暑いですが、気持ちは秋！？だと思って新たな気持ちで生活したいです。秋と言えば、行楽シーズンですよね。食べ物もおいしい時期ですし、出来ることならば観光地で羽を伸ばしたいところですが、まだまだ我慢が必要な状況ですね。

端末利活用状況等の実態調査（令和３年７月末時点）（速報値）

さて、文部科学省より、GIGAスクール構想に関わる学習端末の導入、利活用状況についての速報値が公表されました。詳細は文部科学省のHPを確認してみましょう。

報告書によりますと、

★全国の公立の小学校等の84.2％、中学校等の91.0％が、全学年で端末の利活用を開始している

★全国の公立の小学校等の11.9％、中学校等の5.5％が、一部の学年で端末の利活用を開始している

★全国の公立の小学校等の3.9％、中学校等の3.5％が、端末の利活用を開始していない

となっています。

さらに、全国で70の自治体（全体の3.9％に相当）が端末の整備が未完了で、静岡県では「静岡市」「浜松市」が未完了でした。どちらも今年度中（令和4年1月〜3月の間）には整備完了となる予定だそうです。緊急事態宣言下で頼りとなるオンライン学習用端末の整備が遅れていることは残念なことですが、これから積極的に活用されていくことでしょう。当然これから教員採用試験を目指す方には、こういった学習用端末を使いこなし、今までにない新しい時代の教育を創出できる方が求められます。得意な方はその能力を伸ばし、苦手意識のある方は習うより慣れろの意識で、触れていくようにしましょう。

ちなみに、報告書によりますと、非常時に学習用端末の持ち帰りに対応できている学校は全体の64.3％という事です。平常時にも持ち帰りできる学校は25.3％とのことですので、これからは児童・生徒が自宅学習でも学習用端末を使って勉強することがあたりまえになってくるんでしょうね。我が家の娘は中学生ですが、まだ自宅に持って帰ってきたことがありません。chromebookを使用しているそうなので、ぜひ見てみたいのですが。

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