東京アカデミー高松校
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国家試験まで半年を切りました。最後の夏休みが終わった方もいらっしゃると思いますが、国試対策の勉強は進みましたか?
夏休みの過ごし方は皆さんいろいろだと思いますが、残り半年を「悔いのないように過ごしたい!」と思う気持ちは皆さん同じでしょう。
今回は秋からの学習方法についてアドバイスをしていきます。これを少しでも参考にして、自分に合った学習方法を見つけてもらえれば幸いです。
苦手科目を「自分には理解できそうもない」と思い込んでいる人が多いようです。しかし、実際は理解する能力は十分持っているのに諦めているケースがほとんどです。わからないところは理解できるまで先生や講師に質問をしていますか?皆さんには学ぶ権利があります。わからないところはわかるまで、とことん先生に質問をして確実に理解してください。
そして何より「自分は理解できる力を持っている!」と自分自身を信じてあげてください。今までわからなかったところが理解できるようになったとき、それは大きな自信となり、これから半年のあなたを支えてくれます。
最近の国家試験では「アセスメント」や「優先順位」を問う問題が増えています。このような問題は単なる暗記の勉強だけでは解けないため、「苦手だ」と言う人も多くいます。では、どのようにしてアセスメント能力を養えばよいのでしょうか?
①臨時実習で養う
臨地実習は、アセスメント能力を養う実践の場です。受け持ちの患者さんの状態をよく観察し、情報を集め、アセスメントする。そしてもう一度、教科書や参考書を見て患者さんの状態を理解してください。出会う事例は、すべて皆さんの宝物です。患者さんの呈する一つひとつのサインの意味を考え、丁寧に知識を確認しながら看護してみてください。優先順位についても、必ず根拠をもって決定するようにしましょう。
②机上で養う
まず、国家試験の状況設定問題を見てみましょう。はじめに事例の症状・検査データから状態をアセスメントしてください。検査データについては基準値を知っておくことが最低限必要ですが、その検査が何を意味するのかということも理解しておいてください。優先順位については、まず事例の特徴を考えてください。事例の健康段階(急性期か回復期かなど)、発達段階などの特徴が問題のキーワードになることが多いためです。それらを把握した上で生命の危険度、安楽、安全といったことを考え、優先順位を決定してみてください。「問題集の解答を見てもどうしても納得がいかない」という場合は、先生や同級生の意見を聞いてみましょう。自分の思考回路に柔軟性をもたせるということは、この手の問題を解く上で非常に重要です。
国家試験では、その時代を反映した問題がよく出題されます。新聞やテレビで看護と少しでも関係のあることは注意して見聞きしておくことをお勧めします。東京アカデミーの『おてがるチェック』という小冊子にも看護をめぐる最新の情報が掲載されています。冬期集中講座の一部講座の受講特典として配布しますよ。また、毎年8月末に発行される『国民衛生の動向』には必ず目を通し、教科書や参考書、過去問題などに新しい数字を書き込んでおくとよいでしょう。なお、国家試験で問われる数値は、最新のものより1年前のものからの方が多いようです。
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