東京アカデミー町田教室
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こんにちは。
東京アカデミー町田校の片貝です。
さて、本日は看護師国家試験対策を行う上で、必ず押さえておきたい代表的な問題(成人看護学)について確認します。
<代表的な設問/成人看護学>
胸痛を主訴として搬入された患者。
狭心症の既住があり、今回携帯しているニトログリセリンを 3 錠舌下したが、痛みが治まらなかったという。
医師が来るまでに看護師にできることで優先度の高いのはどれか。2 つ選べ。
1 .ニトログリセリンの舌下
2 .バイタルサインの測定
3 .心電図モニターの装着
4 .酸素吸入
5 .モルヒネの投与
<解答解説>
◇正答 2、3
狭心症の既住があり、今回ニトログリセリンを舌下したが効果がなかったという情報から、心筋梗塞が疑われる。
医師が来るまで看護師として行うことは、患者の観察(異常の早期発見)と苦痛の緩和である。
1 .誤り。
ニトログリセリンをこれ以上使用しても血圧低下を招き、危険である。
2 .3 .正しい。心
筋梗塞の死亡原因で最も多いのは不整脈である。
異常の早期発見のためにも、バイタルサインの測定と、心電図モニターの装着が必要である。
4 .誤り。
心筋の壊死を最小限にとどめるための処置として酸素吸入を開始するが、医師の指示が必要である。
5 .誤り。
苦痛を緩和するために、胸痛に対してモルヒネを使用するが、医師の指示が必要である。
いかがでしたでしょうか。代表的な問題ですので、しっかりと理解した上で正答したいですね。
普段の学習においても、正答以外の選択肢にも注目しておきましょう。
なぜ正答にならないのか、理由を確認した上で学習を進めていきましょう。
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