東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは!
本日は、公衆栄養学についてお話したいと思います 🙂
学習アドバイスについては、👉 コチラ
前回の、臨床栄養学については、👉コチラ をご覧ください。
NO | 出題内容 | 難易度 | NO | 出題内容 | 難易度 |
137 | 公衆栄養活動 | ★ | 145 | 国際的な公衆栄養に関する施策とその組織 | ★ |
138 | 国民健康・栄養調査結果(食事摂取量) | ★★ | 146 | 食事調査の精度 | ★ |
139 | 食品の生産・流通・消費 | ★★ | 147 | 食事調査法 | ★ |
140 | 栄養不良の二重負荷 | ★★ | 148 | 栄養素摂取量のエネルギー調整 | ★★ |
141 | 健康増進法に基づく施策とその実施者 | ★ | 149 | 公衆栄養アセスメントに用いる情報とその出典 | ★★ |
142 | 栄養士法 | ★ | 150 | 食事摂取基準の集団への活用 | ★ |
143 | 妊産婦のための食生活指針 | ★ | 151 | 公衆栄養活動の展開による指標の変化 | ★ |
144 | 健康日本21(第二次)の中間評価結果 | ★★ | 152 | 地域包括ケアシステム | ★★ |
★・・・易 ★★・・・普 ★★★・・・難
日本及び諸外国の健康・栄養問題の現状と課題及び健康・栄養政策について、日頃から関心をもつことが大切です。特に日本の健康・栄養問題の現状を把握する上で、国民健康・栄養調査の結果や食料自給率の動向の確認は欠かせません。
法規に関連する問題が多数出題されるため、公衆栄養関連法規(健康増進法、食育基本法、地域保健法など)についてはその内容を原文で確認することをお勧めします。
代表的な公衆栄養施策である「食育」や「特定健診・特定保健指導」、公衆栄養活動で用いるツールの「食生活指針」や「食事バランスガイド」などにも必ず目を通しておきましょう。
疫学は「社会・環境と健康」でも出題されますが、本科目においては曝露要因の対象を栄養に限定した問題が出題されます。「社会・環境と健康」で疫学の基礎を築いた上で本科目の学習を行い、特に曝露状況の調査に必須となる食事調査法について理解を深めておきましょう。
NO.147 食事調査法に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 食事記録法において、目安量法は秤量法に比べて摂取量推定の誤差が小さい。
⑵ 食事記録法は、食物摂取頻度調査法に比べて個人の記憶に依存する。
⑶ 食物摂取頻度調査法は、24 時間食事思い出し法に比べて調査者の負担が大きい。
⑷ 半定量食物摂取頻度調査法の質問票の開発では、妥当性の検討が必要である。
⑸ 陰膳法は、習慣的な摂取量を把握することに適している。
👇 👇 👇
正答 ⑷
💡解答ポイント💡
⑴適当でない。摂取量推定の誤差が小さいのは、食事を計量する秤量法である。
⑵適当でない。記憶への依存度が高いのは、一定期間内に摂取した食事の内容を思い出して調査票に記入する食物摂取頻度調査法である。
⑶適当でない。調査者の負担が大きいのは、前日の詳細な食事内容を聴取する24 時間食事思い出し法である。
⑷適当。食物摂取頻度調査法は、得られる結果が調査票の質問項目や選択肢に依存するため、用いる質問票について妥当性と再現性の検討が必要である。
⑸適当でない。陰膳法は、調査期間中の食事が、通常と異なる場合がある。さらに、化学分析を行うことで費用がかかるため、習慣的な摂取量の把握には適さない。
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