東京アカデミー青森校
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7月8日および7月27日のブログでご紹介いたしました「生徒指導提要」の改訂ですが、
これまでに協力者会議が3度行われています。→詳しくはこちら
今分かっていることとしましては、
「一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、社会的資質や行動力を高めることを目指して行われる教育活動のこと」
は変わりません。
この定義は教職教養の本試験で頻出ですので、丸暗記しておきましょう。
第6章 生徒指導の進め方 Ⅱ個別の課題を抱える児童生徒への指導
に記載の
①問題行動の早期発見と効果的な指導/②発達に関する課題と対応/③喫煙、飲酒、薬物乱用/④少年非行/⑤暴力行為/⑥いじめ/⑦インターネット・携帯電話にかかわる課題/⑧性に関する課題/⑨命の教育と自殺の防止/⑩児童虐待への対応/⑪家出/⑫不登校/⑬中途退学
が、
第Ⅱ部 個別の課題を抱える児童生徒への対応
の各章に章立てされ移行されるようです。
個々の課題の対応をより具体的かつ鮮明に記載されることが予想されます。
ほか、「自己指導能力」
「誰一人取り残すことがあってはいけません」
「インクルーシブ教育」
「チームとしての学校」
「関係機関との連携・協働」
「コミュニティ・スクール」
「キャリア教育」
など、新学習指導要領の「アクティブラーニング」「カリキュラムマネジメント」の考え方、
並びにそれらが基となった「令和の日本型学校教育の構築を目指しての答申」の重要ポイントが随所に登場しております。
拙者の個人的見解ですが、いじめにつながるような要素そのものを根絶させていきましょう
(いじめにつながるような要素そのものがなくなれば、発見はおろか防止の必要すら無くなるということです)、
ということかと思われます。
今度どのように蘇生され、改訂版として完成されるのか注目していきましょう。
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