東京アカデミー長崎校
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こんにちは。
公務員試験対策予備校、東京アカデミー長崎校の中村です。
9月19日(日)に実施されるC日程試験まで残り13日です。
筆記試験(教養・専門)の対策も大変かと思いますが、論文・作文試験の対策はどうでしょうか?
本日は、公務員試験の論文・作文試験での評価ポイントについてご紹介します!
論文・作文試験では、択一式の筆記試験のように決まった正答は存在しないため、
受験者は、与えられた課題に対して自分の見解を自分自身の言葉で表現しなければなりません。
決まった答えがないために苦手とする方の多い論文・作文試験ですが、どのように評価されるのか・・・
国家一般職(大卒)では以下のように評価の観点が示されています。その他の試験では評価基準などは公表されていませんが、おおむね同じような観点から評価されていると考えられます。
①問題の理解
出題の趣旨を正しく理解し、設問に沿った解答を行っているか。
出題に関連する基礎知識及び問題意識を有しているか。
②思考・判断
広い視野から考察し、適切な結論を下しているか。
③校正・文章
論理に矛盾や飛躍がなく、論旨が明確になっているか。
答案として文章量(長さ)は適切か。正しい用語、用字で書かれているか。
高い評価を得るためには上記に加え、文章表現の力、テーマに対する知識、場合によっては自治体等の知識などが必要となってきます。
自治体の求める答案とするためには、自治体の研究は不可欠です。
論文・作文は書かないと上達しません。
試験まで残り僅かな期間ですが、論文・作文試験の対策もしてみてはいかがでしょうか?
準備として、過去の出題テーマを参考に必要な知識をまとめたり、実際に書いてみて文章構成などを確認しておくとよいでしょう。
来週の記事では、論文・作文試験で頻出のテーマをご紹介させていただきます!!
C日程試験を前に重要項目をしっかりとおさえておきましょう!