東京アカデミー静岡校
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2022年の教員採用試験最終合格を目指しているみなさん、こんにちは。
東京アカデミー静岡校の教採担当中の人です。
今回から週1回の頻度で、静岡県の教採教養試験から、少しづつ「覚えておきませんか?」と言いたくなる知識や要点をこのブログで公開していきますね。
平成21年、今年の夏の教養試験から少しづつ説明していきますね。
大問1=一般教養の(1)
次の作品を成立年代の古い順に並べ替えたとき、3番目にくるのは(①)である。
ア 奥の細道 イ 平家物語 ウ 万葉集 エ 源氏物語 オ 竹取物語 |
この問題は5作品の3番目を選ぶ問題ですから「古い順」と設問されてますが、「新しい順」でもかまいませんよね。
そして上記の5作品は、すべて日本の古典として代表的なものですし、高校時代には必ず触れているはずの作品ばかりです。ちょっとだけあらためて知識を整理しときましょう。
奥の細道 江戸時代の俳諧紀行文 作者は松尾芭蕉
平家物語 鎌倉時代の軍記物語 平曲
万葉集 奈良時代の(現存)最古の歌集 万葉仮名
源氏物語 平安時代の物語 もののあはれ 作者は紫式部
竹取物語 (現存)最古のものがたり
一般的な説明をすれば以上ですし、説明を読めば正答もでてしまいますよね。
ですが、ぜひ次の知識も叩き込んでおいてください。
源氏物語の中に「ものがたりのいできはじめの祖(おや)なる竹取の翁 |
源氏物語の中に、この一節(←とても有名な一節です!)があるから、竹取が先・源氏が後となるんです。
一般教養や国語の基礎知識をまとめる際には、このような知識も含めて1枚のカードにまとめておくと確実に知識が定着しますね。カードを作るのが手間だと思う人は東京アカデミーの教採テキストを使ってください。ちゃんと一覧の表になって掲載されていますよ!
ではまた次回!大問1の(2)の簡単説明していきますね (・ω・)ノシ ← 古っ!!