東京アカデミー横浜校
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突然ですが
「不易流行」
の意味は分かりますか?
「不易流行」は1689年ごろから松尾芭蕉が説き始めた言葉ですが、
不易:時代が変わっても変わらない価値があるもの
流行:時代の変化とともに変えていく必要があるもの
という意味で、
現代社会では教育現場のみならず日常生活様々な局面で使われております。
2015年 12 月 に中央教育審議会より発出されました
「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について〜学び合い,高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて〜」
の中に「不易」という言葉があります。
教員の使命感や教育的愛情、豊かな教養と専門的知識、実践的指導力などを指します。
つまり「時代の変化にかかわらずいつまでも変わらないもの」です。
一方で「流行」とは
時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を生涯にわたって高めていくことのできる力を指します。
教員はこの「不易」と「流行」の双方が必要であります。
ちなみに2021年夏愛媛県教員作用試験小学校全科の論作文の問題は、
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこととして「不易流行」という言葉があります。小学校6年間の児童の成長を支える教師として、あなたが学校現場で取り組みたいことを「不易流行」の言葉の意味を踏まえて、具体的に述べなさい。
です。→もっと詳しく知りたい方は弊社松山校の本日付ブログご参照ください。
また2021/1/19弊社協力の大学生協事業連合主催<教採セミナー>にご参加いただいた皆様にはご説明いたしましたが、→詳しくはこちら
教員採用試験そのものに置き替えますと、
(不易)教職教養や一般教養など伝統的な理論や学説などの学習
(流行)時代の変化とともに変わっていく教育振興基本計画や教育時事などの学習
ということが言えます。
不易と流行、双方を大事にして頑張っていきましょう。
教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー関東エリア(東京都・神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市・千葉県・千葉市・埼玉県・さいたま市)と新潟県(新潟県・新潟市)では、2021年夏教養試験を踏まえた2022年夏試験の勉強法・予想問題など解説する傾向分析会を開催したします。
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