東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは!
夏が終わり、涼しい季節になってきましたね🍂
本日は、状況設定問題についてお話ししたいと思います。
先週の小児・母性看護学については 👉 コチラ をご覧ください。
午前、午後に各30問ずつ計60問出題され各2点となっております。
各科目数(午前+午後)をみてみると、
➀成人看護学12問、➁老年看護学9問、③小児看護学9問、④母性看護学9問、⑤精神看護学9問、⑥在宅看護論6問、⑦看護の統合と実践6問でした!
正答率別でみると、
➀成人看護学61.3%、➁老年看護学61.3%、③小児看護学66.3%、④母性看護学46.6%、⑤精神看護学75.4%、⑥在宅看護論54.2%、⑦看護の統合と実践63.4%という結果でした🤔
さらに詳しくみてみると、
➀痛風の治療薬26.7%、➁服薬指導16.9%、④妊娠の届出7.2%、⑥Aさんの状態14.8%、⑦アセスメント21.8% など、ほとんどの受講生が解けていない問題も多数ありました💦
状況設定や四肢もしくは五肢択一問題が苦手な受験生は多いのでないでしょうか🤔
・次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(30 歳、初産婦)は、正常分娩で児を出産した。第2 度会陰裂傷を認め、会陰縫合術を受けた。
分娩3 時間後に、分娩室から褥室へ帰室した。産褥1 日のAさんのバイタルサインは、体温36.8℃、脈拍72/分、血圧118/70mmHgであった。子宮底は臍下1 横指で、子宮は硬く触れ、血性悪露中等量、後陣痛がみられる。会陰縫合部の痛みはあるが発赤はない。乳房緊満(−)、乳管開口数は左右とも4、5 本。
「昨夜は興奮してなかなか眠れなかった」と言う。
(問)この時のA さんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。
1.子宮収縮は良好である。
2.縫合部に感染徴候がみられる。
3.分娩の受け止めに問題がある。
4.産褥日数に比べて進行性変化が遅い。
👇 👇 👇
💡解答ポイント💡
1.○ 産褥1 日目の子宮底が臍下1 横指で、子宮は硬く触れることから子宮収縮は良好である。
2.× 会陰縫合部に発赤がないことから縫合部の感染徴候はみられない。
3.× 分娩の受け止めに問題がある発言はみられない。
4.× 産褥1 日目での乳房緊満(−)は進行性変化として問題はない。乳房緊満は個人差があるが産褥2、3 日頃からみられる。
いかがでしたでしょうか??
少しでも早い国試対策が合格への近道になります!
模試結果より、苦手な方が多かった状況設定問題を1日完結型として福岡校の秋期講習で実施します 😯
詳しくは、👉コチラ をご覧ください。ぜひ、冬が来る前に一緒に対策を行いましょう!
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