東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校です。
9月3日、デジタル庁(準備中)で、7月1日 (木)から31日(土)まで実施していました「GIGAスクール構想に関する教育関係者の皆様へのアンケート」及び児童生徒への「タブレットについてのアンケート」の結果をまとめた『GIGAスクール構想に関する教育関係者へのアンケートの結果及び今後の方向性について』が公表されました。非常に興味深い内容ですので、複数回に分けてご紹介いたします。
その初回については、このアンケートの分析の仕方についてまとめたいと思います。すぐにアンケートの結果について述べないの?と疑問に思われるかもしれませんが、今後、クラウド活用によるビッグデータ分析が重視されるようになる中、何がどのように分析されているか、を把握することで、様々な分析データに対してより理解が進むと考えられます。例えば、
このような分析図を見た際、何がどのように分析されたかを理解していると、見るべき視点がより明確にされます。もちろん、結果だけ見ることで作業効率は上がり、効率の良い指導に繋がることは間違いありません。それでも、データを見る際には、児童生徒の気持ちの揺らぎや感情の変化を見るといった、教師が直に現場で経験し培ってきた視点が重要になります。
今回の分析は主に、文字列を対象としたデータマイニング(大量のデータを統計学や人工知能などの分析手法を駆使して、「知識」を見出すための技術 ITトレンドHP本文より抜粋)であるテキストマイニングをもとに行われています。そしてこの分析の最も重要な点は、アンケート提出側の状態を把握する面において威力を発揮する、ことです。この「GIGAスクール構想について」のアンケートではこの構想に対する先生や児童生徒の評価やGIGAスクール構想の現段階の問題点などを把握することができる点で非常に優れた方法であると言えます。
そのような点を踏まえ、次回からのブログでは実際の児童生徒、先生方の評価、GIGAスクール構想の現段階の問題点をクローズアップしたいと思います。