東京アカデミー福岡校
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<令和5年度福岡県・福岡市教員採用候補者選考試験に向けて>
みなさん、こんにちは☘
東京アカデミー福岡校の教員科担当です。
本ブログでは、定期的に福岡県、福岡市受験に関する情報や試験対策をご紹介しています。
さて、今年の試験も終了し、色々な情報が集まってきました。
1次試験では、最新の答申より「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して(答申)令和3年1月中央教育審議会」から2題の出題がありました。(同じ範囲から2題出題はめずらしいです)その他、生徒指導に関わる重要な教育時事が多く出題され、教育時事の重要性を再認識した年でした。来年度に関しても、教育時事は常にアンテナを広げて気をつけておく必要があります。そして学習した内容は、2次試験でも活用できることも教育時事に強くなるメリットです。
2次試験に関しては、2021年ならではの内容もありました。
(九州の各地の自治体で問われた内容を一部ご紹介)
・GIGAスクール構想とは何か。
・ICTとは何か。ICT機器には何があるか。
・ICTを授業でどのように活用するか。
・教員のわいせつ事案についてどう思うか?
・セクハラが問題にあがるけど、男性として不安はないか。
現在、文部科学省において、令和の日本型学校教育構築のため「個別最適な学び」と「協働的な学び」を実現するために学校現場におけるICTの積極的な活用が不可欠との観点から「GIGAスクール構想」が進められています。
また、2021年5月に成立した「教員による性暴力防止法」を想定した質問とも考えられる質問もありました。
今年の福岡県、福岡市の2次試験では、他の自治体に比べますとICT関連の質問は少なかったように思います。逆に言えばその分、来年の採用試験の重要ポイントとして問われる可能性が高まったと考えます。この理由から来年対策の中心として準備をする必要が出てきました。
その他、
・学校におけるコロナ対策でどのようなことに気をつけるか。
・コロナ禍において学校全体で何をしたらよいか。
・ICTを用いることで双方向的コミュニケーションをとることができるか。
・大学でICTを活用した教科指導について学んできたか。
・すでに多くの自治体でICTを活用した事例を入手できるが、見たことはあるか。
など、従来の志望理由や自己PR、いじめ、不登校などの普遍的な質問だけではなく、文部科学省による最新の通知や答申等を十分に理解した上で回答が必要となるものもありました。
過去問の分析だけではなく、35人学級、教員免許更新制、デジタル教科書、教科担任制など最新の教育時事においても要チェックです。
そして今後注意が必要な『生徒指導提要改訂』や『「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について』なども見逃せません。
以上、今後確認することがたくさんありますが、これらの理解は採用試験ためだけではなく、採用後も必要な内容ですので、しっかりと深い理解をしてくださいね!
それからご案内になりますが、東京アカデミー福岡校では、最新情報と今後の対策を詳しく聞かれたい方のために「傾向分析会」(9月18日または10月16日)を実施いたします。まだ受付中でオンライン受講も可能です。お待ちしております。
・(有料)福岡県・福岡市傾向分析会 9/ 18 または10/16
教室受講(定員30名)とオンライン受講
・通学講座11月生 ※資料発送含め、9月中旬頃のご案内です。
・個別相談・説明会も随時行っています。(日時予約はWEBから)
教員科 担当 石島・伊藤