個人面接対策　～自己PR～

　こんにちは。公務員試験対策の予備校＝東京アカデミーの公務員担当です。今月は高卒程度公務員試験の個人面接対策をテーマに、毎週月曜日にブログをアップしていきます。

 

　面接試験において、公務員と民間企業では大きな違いがあります。なんだと思いますか？

 

　「求められる資質」です。

 

　民間企業が求めるのはどんな人でしょうか？

 

　行政が求めるのはどんな人でしょうか？

 

　求められる資質は複数あると思いますが、民間が求めるのは「企業に利益を上げてくれる人」ではないでしょうか。それでは行政が求めるのは…、「その自治体をより良くしてくれると期待させてくれる人」「一緒に働きたいと思う人」ではないでしょうか。

 

　「その自治体をより良くしてくれると期待させてくれる人」は志望動機でも伝えられます。自己PRでは、自分が「一緒に働きたいと思う人」であることを伝えましょう。

 

あなたが一緒に働きたいと思う人はどんな人でしょうか？

・優しい人

・積極的な人

・責任感のある人

・話しやすい人

・人が嫌がることをやってくれる人

 

　上記は一例ですが色々あると思います。その中で、自分はどんな人なのか考えてみましょう。もし、自分で見つけられない時は周りの人に聞いてみましょう。

　ここからが大切です。面接試験で「私は優しい人です」と言っただけでは面接官には伝わりません。「なぜ、優しい人と言えるのか」を考え、それを伝える必要があります。過去の経験の中から探してみましょう。

　「優しい人」である理由が説明出来たら、次の段階に進みましょう。面接試験は自己紹介ではありません。採用されるために自分を売り込まなくてはなりません。そこで「優しい人」である自分は、「採用されたらどのようにして働きたいか」を伝えられるようにしましょう。

 

　他人より秀でている必要はありません。自分の今までの経験や、これからどのように働いていきたいか。面接試験のためではありますが、社会に出る前に自分を見直す機会として考えてみてください。

 

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※次回（９月27日）は、「官庁・自治体研究」を取り上げます。