東京アカデミー津田沼校
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皆さんこんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー津田沼校の公務員科担当です。
高卒・短大卒程度での受験の方は今まさに筆記試験を受験中かと思います。
しっかり結果を出していただくためにも最後の追い込みに専念していただきたいところではありますが、体調管理も同じくらい重要です。
特に今は夏の疲れが出やすい季節です。無理をしすぎることなく、体調に気を付けてお過ごしください。
さて今回はタイトルにもありますように、「志望動機の作り方」についてご案内いたします。
志望動機では「なぜ志望先を選んだのか」「志望先で何がしたいのか」についてアピールしなければなりません。
上記のような根拠を作り出すには、以下の4点を明確にしなければなりません。
①きっかけ。
②なぜ公務員なのか。
③公務員として取り組みたい仕事。
④なぜその自治体なのか。
またこの4点に関連性があることも必要です。
関連性が無いと「なぜ●●がやりたいのか」「なぜ公務員なのか」「なぜその自治体なのか」など様々な穴が出てくるので注意してください。
【志望理由の代表的なダメパターン】
A地元特化パターン
「地元に愛着が強く、生まれ育った町に恩返しがしたいと思い志望しました」
→地元への愛着だけでは理由として不十分です(他にも地元受験者はたくさんいます)。
また、何をして地元に恩返しをしたいのかが、これでは分かりません。
Bデータ列挙パターン
「◯◯市は県内最大の人口を誇り、企業の数も県内で最大数です。また、住みやすい街の調査でも1位に選ばれるなど多くの魅力を感じて志望しました」
→一見、悪くなさそうにも見えますが、自治体の良さそうなデータをただ列挙してるだけでは志望理由としては不十分です。そのデータが公務員としてやりたい仕事に関連付けられていないと意味がありません。
C曖昧パターン
「様々な業務を通じて地域住民へ貢献したく、志望しました」
→公務員として具体的にどのような仕事に取り組みたいのかが分かりません。
志望動機は面接試験の中でも最重要と言えます。
特に「④なぜその自治体なのか。」については例年多くの受験生が躓く箇所です。
しかし、この部分を根拠を持って話すことができれば、他の受験生より一歩リードすることができます。
自治体ホームページや採用パンフレットに掲載されている政策や取組を複数見比べて他自治体との差別化を図ることができるようにしておきましょう。
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※次回(9月20日)は、「個人面接対策~自己PR~」を取り上げます。